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悲願の選手権制覇に向け、青森山田(青森)が上々のスタートを切った。2日に埼玉スタジアム2002で行われた2回戦で、土佐(高知)を相手に3-0で勝利と盤石の戦いを見せ、3回戦に駒を進めた。
優勝候補といえども、青森山田にとってはこれが今大会1発目の試合。同じく優勝候補に挙げられていた今夏のインターハイ(高校総体)ではまさかの初戦敗退を喫していただけに、序盤は少し固さが見られた。
しかし、それでも堅実な試合運びでうまくまとめてくるところに青森山田の強さがある。「固くなるのは分かっていたし、そのなかで何ができるかというのを最初からみんなで話していた。
固いように見えて、頭の中は柔軟にしていたのであまり問題はなかった」と主将の差波優人も胸を張る。
今大会にかける意気込みは非常に強い。
先月25日には登録メンバー25人全員がバリカンを持って頭を刈り合った。FW林雄紀は「全国優勝を狙おうと意思統一した」と気合いを入れるため全員が長さ1.2センチの坊主になったことを明かした。
毎年のように優勝候補と叫ばれながらも頂点に立ったことは一度もない。MF柴崎岳(現鹿島)、GK櫛引政敏(現清水)、MF椎名伸志(現流通経済大)とスバ抜けたタレントを擁して臨んだ2009年大会も準優勝とあと一歩及ばなかった。
今年のチームには柴崎のようなスーパースターはいないが、インターハイでの屈辱をバネにチームの総合力に磨きをかけてきた。
「全国制覇という強い思いを持って東京に入ってきている」と差波。丸刈りで闘志に火をつけた東北の雄が先輩たちもなし得なかった夢をかなえる。
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