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2月28日の日経新聞のコラム「フットボールの熱源」
体育施設の防災機能について。
日本サッカー協会の小倉会長が、「スタジアムを新築するというと、一週間に一度の試合にしか使わないのに、
税金がもったいないといわれるが、スタジアムには災害時のための物資倉庫としての機能もあるんですよ」と筆者に語ってくれたのが、
東日本大震災の4ヶ月前であった。
例として、埼玉スタジアムには3千人が一ヶ月生活できる食料、毛布、タオル、石鹸などがあり、
水は散水用に貯めている雨水を浄水器で飲み水にできるようになっている。
いま、宮城県サッカー協会の小幡会長が、各地で「防災センターとしての機能を備えたスポーツ施設の必要性」を訴えている。
そして、地域クラブである塩釜FCの理事長でもある小幡会長は、クラブを中心にした地域コミュニティを作り、
防災機能を備えたスポーツ施設をそこに作る、施設運営はクラブが行うという意見を提唱している。
惨事にあった辛い経験が、持論を説く声に力を宿らせている。