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１４日の赤穂義士祭で長年受け継がれてきた「赤穂おどり」。今年、初めて主体となって踊る赤穂高校（兵庫県
赤穂市海浜町）の女子生徒らが「大舞台で観光客を楽しませたい」と、稽古に取り組んでいる。
「赤穂おどり」は、大石内蔵助が討ち入りを悟られぬため、京都の茶屋で遊びに興じたのを表現。忠臣蔵
パレードで着物姿の女性が優雅に舞う。
高齢化で担い手不足が進んでおり、昨年から赤穂高生も参加。今年は、全体で７０人近い踊り手のうち４５人を
同校生が占める。地元の御崎地区婦人会の手ほどきを受けて特訓中だ。
２年黒田彩乃さんは「義士祭は赤穂の誇り。おどりを受け継ぎ、大勢の人たちを喜ばせたい」と意気込む。当日、
一緒に踊る同婦人会の大田秀美会長（６５）は「元禄の雰囲気を伝える踊りをいつまでも残したい。生徒の
一生懸命な様子がうれしい」と喜ぶ。生徒たちは、午前１１時２０分ごろに大手門前を出発し、ＪＲ播州赤穂駅を
目指す。
同校の１、２年生５４８人全員が祭りの運営に関わる。赤穂をＰＲするため、会場で配布する缶バッジの
デザインを描いた２年福井麻友さんは「赤穂のよさを伝えたい」と話す。
URLﾘﾝｸ(www.kobe-np.co.jp)
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