13/03/05 21:13:22.89 tXJaKlyc
WBCは“野球界の異種格闘技戦”!?
米国本土で味わった奇妙な疎外感。
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アメリカからWBCを見てみれば……。
アメリカに滞在した1週間、テレビや新聞でWBCアメリカ代表のことを見かけたことは一度もなかった。さように注目度が低いことを知っておいた方がいいと思う。
当然、強化体制が準備に入るのも日本に比べれば大幅に遅い。ようやく3月3日になって、アメリカ代表は全員集合! という状態である。それから数試合の練習試合をこなし、もう3月8日からは第1ラウンドの試合に臨む。
これではチームとしての熟成を図りようがないし、ジョー・トーリ監督も打つ手は限られてしまう。「お預かりした選手を、ケガのないようにお返しいたします」というプレッシャーも感じているだろう。
準備にたっぷりと時間をかける日本。
とりあえず集まって、やってみますか……というスタンスのアメリカ。
要は、現在のWBCが最高の戦いになりえないのは、ひとえにアメリカをはじめとした有力国の準備が完璧足りえないからである。あくまでスプリング・トレーニングの期間に行われるエキシビション・マッチ、というのが位置づけだ。
こう見ると、同じ野球ではあるが「異種格闘技戦」のような気もしてしまう。準備のアプローチがあまりにも違いすぎる。