13/03/14 21:19:59.55 VJA16Ole
ノムさん。「ラッキーだ。名采配ではない」
映画「ひまわりと子犬の7日間」(堺雅人主演、3月16日公開)のイベントが13日、行われ、
サンケイスポーツ評論家の野村克也氏(77)が出席した。
第3回、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本が決勝ラウンド進出を決めたが、野村氏は「(首脳陣は)後輩ばっかりですから、アラばっかり見えるんだよね。
(自分は)性格がよくないから」と前置きし「よく(決勝T)に行ったなと思いますよ。苦戦ばっかりじゃないですか。1つ間違えれば負けてるでしょ。
“ラッキー”って勝ち方で“名采配”っていう勝ち方じゃないでしょ。
思いませんか?」と、いきなりボヤキ全開。
「山本浩二はパ・リーグの試合をあまり見てないと思うんですよ。
機動力を使うと言ってるのに、セ・パの盗塁王、聖沢(楽天)と大島(中日)を外しちゃったでしょ。
言うことと、やってることが違う。
本多(ソフトバンク)がベンチだけど、彼も敵に回したら嫌な選手ですよ。
走塁のセンスはいいものをもってますからね。
(勝っているのは)投手がしっかりしているから。
投手が試合を壊さないじゃないですか。
我慢して、我慢して抑えていって、後半逆転するという展開でしょ。
見てると選手もイライラしてたまらないでしょ」と選手に同情した。
さらに「何で(監督が)オレじゃないのかって思ってますよ」と定番ボヤキを口にしながらも「本番の試合があって、その前の準備期間が大事。
今日の試合をどう戦うか、相手の投手をどう攻略するか。そこが大事なんですよ。
当然ビデオは見てるだろうけど、備えが大事。
これからはアメリカとかドミニカ共和国とか(が相手になる)。
当たり前のことを当たり前にやる。
人間は楽をしたい本能があるから、点を取りたい方に神経がいく。
失点を防ぐことに、裏方さんも含めて全員全力でテーマを持って戦ってほしい」と金言を送った。
決勝の先発は、教え子である田中将大(楽天)がウワサされているが、今大会の内容はよくない。
「マー君どうかね? 心配だね。
打たれてるの見ると、直球系が多くない? オレが言ったことを守ってほしい。
基本的には直球は慎重に。変化球は大胆に」と策を授けた。