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本間正夫 著 『少年野球コーチング 基本と練習法』(西東社)より
子どもを教えるための注意点
野球が好きであることがなによりもだいじ
前の章でも述べたように、子どもはまだ強い体ができていません。
それだけにいきなり「精神力」や「根性」といったものを求めるのは、ハッキリいって間違いです。
「厳しい」「苦しい」「つらい」野球は、「野球が大好き」になってからでも遅くありません。
本当に野球が好きになると、少しでもうまくなりたいために、どんな厳しさ、苦しさ、つらさにも耐えられるようになっていくものであり、それから「精神力」とか「根性」とかという言葉を投げかけてやればよいのです。
まずは、野球が好きであることがなによりもだいじであり、指導者はその気持ちを大切に、決して「好きだ」という純粋な気持ちを裏切ってはいけないのです。
いや、「好きだ」といってる子どもだけではなく、「ひょっとしたら好きかもしれない」「ただなんとなくやってみようかな」という子どもまで、「野球って面白いなあ」「好きになりそう」と思わせるくらい、情熱をもって指導してほしいものです。