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タイの野球代表チーム監督への就任が決まった北九州市立大教授の徳永政夫さん(55)。4月上旬には現地へ渡り、選手たちと共同生活を送りながら指導に当たる。
「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のアジア予選で日本代表と対戦できたら」と夢を膨らませている。
新潟県南魚沼市出身。中越高で二塁手、日本体育大で外野手として活躍し、1979年から北九州市立大の野球部監督を務める。中日の中田賢一投手や楽天の森山良二コーチらを育て、北京五輪では日本代表強化スタッフも務めた。
タイで野球の浸透に努めてきた榊原敏一・元慶応大監督から頼まれ、昨年夏、代表チームの強化コーチを経験。同10月に監督就任を打診され、引き受けた。
タイでは野球の歴史は浅く、代表チームの実力は「日本の大学野球で言えば、中から下のレベル」。これまで、福岡ソフトバンクホークス会長の王貞治さんや巨人監督の原辰徳さんらが現地で指導に当たってきた。
8月にバンコクで開かれる予定の東南アジアカップでの上位進出が目標だ。参加する約10チームのうち上位2チームが、11~12月に日本や韓国などが出場するWBCアジア予選(台湾)の出場権を得られる。
代表チームの選手は18~40歳代の約20人。守備位置の適性を見極めるテストを1か月かけて行う。
現在、タイ語を勉強中。私費で購入したおもちゃのバットとボールを持ち込み、休日には子どもたちにも教えるつもりだ。「胸がときめいている。声をかけてもらったことを誇りに、しっかり務めたい」と張り切っている。
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