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松井秀が帰国、初の宙ぶらりん越年も
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笑顔はないが、焦っている様子もなかった。
来季の所属先が決まらずに帰国するのは、2003年の大リーグ移籍後初めて。18歳の星稜高卒業時には巨人入りしており、人生初の“無職”での年越しだ。普通ならそわそわしてもおかしくないが、ゴジラは平常心を強調した。
「特別、変わらない。しっかり準備しながら、チームが決まるのを待つだけです。そんなに高い望みがあるわけではないし、話を頂いて聞くだけ。もちろんフラットな気持ちで」
メジャー9年目の今季は141試合の出場で打率・251、12本塁打、72打点。メジャーで140試合以上に出場したシーズンでは、いずれも最低の数字に終わった。
「普通の1年でした。移籍先の決め手? 特別ないです。マイナー契約も覚悟? そこまでは考えていません」
ア軍はカリフォルニア州サンノゼへの本拠地移転問題を優先。松井が残留する可能性は低くなっているが、オリオールズ、レイズ、ドジャースなどが関心を示している。
ただ米球界は現在、ブルワーズからFAとなった通算230本塁打のプリンス・フィルダー内野手(27)の所属先が未定。そのため同じ左打ちの指名打者候補の去就は後回しとなっている。
さらに、新天地を見つけてもレギュラーの保証はない。松井は数年、両ひざの不安があり、今季も守備に就いたのは27試合。仮にド軍などDH制がないナ・リーグに移籍した場合、代打での起用など出場機会が減る可能性がある。
「そうなったら(ナ・リーグ移籍)多く出られるようにしたい。ユニホームを着たら競争ですから。レギュラーになれるようにしたい。それは今までと変わらない。(準備は)しっかりやっているつもり」
37歳の松井は来季がメジャー10年目、そしてプロ20年目だ。節目のシーズンに復活をアピールする舞台は、どこになるのだろうか。