12/04/22 23:07:43.78
夢に関するエピソードといえば、やっぱり荘子に出てくる胡蝶の夢じゃないの
3:天之御名無主
12/04/22 23:24:12.23
セノイの話も、なんかカスタネダとちょっと似たところあるね。
スチュアートの書いたことは、彼が独自に作り上げた話っぽいところがいろいろ指摘されてしまって。
4:天之御名無主
12/04/22 23:34:17.55
URLリンク(www.youtube.com)
公式テーマソングに認定して欲しい
5:天之御名無主
12/04/22 23:42:29.07
漱石の夢十夜って、何処まで夢
(あるいは明晰夢やアクティブイマジネーション)
に基づいているのでしょうか?
6:天之御名無主
12/04/22 23:50:03.61
日本は比較的夢に関する文化が豊かな国だな。
夢の売買の話は、日本にしか無いし。
7:天之御名無主
12/04/23 04:59:09.86
大河ドラマの『草燃える』で若き日の北条政子が妹の見た夢をねだるシーンがあったな。
妹が袂にお日さまが入ってきた夢の話をすると政子が「ね、その夢、私にちょうだい。」と…
何十年も前に一度見たきりなのに何故か覚えてるなぁ…
8:天之御名無主
12/04/23 18:19:07.79
>>5
夢十夜に関しての考察は山ほどあるけども、証拠があり確定しているのは、第三夜が漱石本人の夢を元にした創作である事のみ。
それ以外は、漱石によっても一切言及されていないので分かりようがない。
9:天之御名無主
12/04/23 20:29:01.65
内田百閒の短編も悪夢っぽくていい
10:天之御名無主
12/04/23 22:31:54.52
人類学者のデンタンは、セマイ族が人格を形成している要素を説明する5つの概念があると考えていることを調査し、
イギリスの人類学者ベンジャミンは、テミアー族ではその5つの概念が2つの魂に還元できることを発見した。
※セノイ族は、セマイ族とテミアー族からなる。
そして一つは額の中央のすぐ裏に、もう一方は瞳の中にあり、人が寝ていたり、トランス状態にあるときには
体を離れることができると考えていた。
つまり、夢を引き起こすのはこの2種類の魂だと考えていた。
夢は、こうの魂のどちらかが、動物、木、滝、人間、超自然的存在の魂と出会ったときの体験と考えられる。
夢見では、額の真ん中にある魂のルワーイの方が、もう一方よりずっと大事で、テミアー族はそれを
夢の魂と呼んでいる。
ルワーイは夢の中に、鳥、蝶、小人、子供として登場する。
11:天之御名無主
12/04/23 22:44:27.30
以前なんかの本で読んだが、シベリアのある民族では、
夢の中である相手と性行為に及んだ場合、その相手と結婚することが出来、
相手もそれを断れないそうだ。
12:天之御名無主
12/04/23 22:48:49.45
夢見と言えば、チベット仏教の行法も有名。
中沢新一もいろいろ紹介してくれていた。
13:天之御名無主
12/04/23 22:52:28.61
>>3
そういや、ヤキ族にも夢見の技術があることになってたな
14:天之御名無主
12/04/23 23:16:00.39
セノイ族については、大泉実成が取材した本が面白い。
どうもそれによると、スチュアートがいうような夢のコントロールということはやらないそうで、
夢をポジティブな意味に解釈することだけが行われているっぽい。
15:天之御名無主
12/04/24 08:49:35.44
長澤まさみと××する夢を見たんだがどうすればいいかな
16:天之御名無主
12/04/24 19:58:54.55
結婚してもらえるよ
17:天之御名無主
12/04/24 22:27:29.50
有名な話としては、タルティーニの悪魔のトリルだな。
夢の中で悪魔と契約を交わして作った曲。
18:天之御名無主
12/04/24 22:29:52.90
あとはスチーブンソンとか。
締め切りに追われると、夢でストーリーを見ることが出来、前の晩の続きを次の日も見ることが出来た。
そうして書かれた作品が、ジキルとハイド
19:天之御名無主
12/04/24 23:41:46.58
ブラム・ストーカーは、夕食に冷やしたカニをたらふく食べて寝た時に見た、
牙をむき出しにした怪人の悪夢をヒントに小説を書いた。
それがドラキュラ。
20:天之御名無主
12/04/25 20:22:22.02
オリッサ州(インド)のサオラ族は、夢の中で見た図柄を元に、イッタルと呼ばれる絵を描く。
その絵は、霊界の住人が、現界の人間と通信するための場として使われる。
21:天之御名無主
12/04/25 23:52:31.19
>>12
チベットのモーツァルト?
22:天之御名無主
12/04/26 19:26:29.14
誰か明恵について語ってくれる人はいないかな
23:天之御名無主
12/04/26 23:30:40.87
幽体離脱と夢は、よく関連付けて語られるね
24:天之御名無主
12/04/27 08:42:56.76
朝鮮半島の方だと、胎夢ってのがあるらしいな
これから生まれる子供の将来を占う的な
「夢記」については自分も興味があるから
詳しい人が居たら是非、解説をお願いしたい
25:天之御名無主
12/04/28 23:26:44.66
初夢って風習は、日本独自なのかね?
26:天之御名無主
12/04/28 23:55:29.54
仏教関係って、夢にまつわる話無限にありそうだな。
27:天之御名無主
12/04/29 08:47:56.98
誰か、アボリジニーについて語ってくれ。
28:天之御名無主
12/04/29 20:20:34.12
この本読んだことある人いない?
『夢とミメーシスの人類学 インドを生き抜く商業移動民ヴァギリ』
URLリンク(www.hanmoto.com)
なんか面白そうだけど、ちょっと値段がはるんで、おいそれとは買えないんだよなぁ。
>ミメーシス(擬態)とは、他者の期待や行為を「ありそうな」仕方で模倣的に再現することをさす。
>インドの商業移動民ヴァギリは、移動先で出会う他者の夢を自分たちの神としてミメーシスする。
>流動的な環境の中で持続的に自らを創出していく彼らの戦術を探る。
29:家田
12/04/29 22:44:12.33
死ね
30:天之御名無主
12/04/29 22:56:07.69
あーあ、通報されるぞ
31:天之御名無主
12/04/30 09:14:25.33
>>26
チベット密教は特に
32:天之御名無主
12/05/01 23:35:15.02
夢を現実にする部族
URLリンク(www.cocorila.jp)
33:天之御名無主
12/05/01 23:39:26.94
夢と虹って、よくセットで語られることがあるのはなんで?
よく考えると、何の関係も無いのに。
34:天之御名無主
12/05/01 23:41:24.75
どちらも輪郭がぼやけているw
35:天之御名無主
12/05/02 20:13:47.71
幽霊とか、霧とか、雲とか、陽炎とか、人魂とか か?
36:天之御名無主
12/05/03 18:41:06.67
カイヨワが紹介している例
パラグアイのインディオは、夢の中である宣教師が自分の畑からカボチャを盗むところを目撃した。
実はその宣教師はその時、160kmも離れたところにいたのだが、いくら説明してもインディオは納得しなかった。
そしてそのインディオはまた宣教師の夢を見た。
今度は、宣教師から銃で撃たれるという内容の夢だった。
目が覚めて自分が死んでいないことを喜んだその男は、また宣教師が自分を殺そうとするのではないかと
恐れ、先に宣教師を殺す計画を立てた。
カイヨワは他にもいくつか例を挙げ、現実と夢が内容的にぶつかる時、人間は夢のほうを真実とみなしたがる
としている。
37:天之御名無主
12/05/03 21:10:23.67
迷惑すぎる
38:天之御名無主
12/05/03 22:56:54.55
先住民にとって宣教師なんてのは民族の魂を盗み取って搾取する連中にすぎないのだからそんな夢を見られてもしゃあない
「夢の中とはいえそんなことをして申し訳ない」と謝るべきだった
39:天之御名無主
12/05/03 23:25:11.27
浜本吉和 浜本良嘉 浜本能員 浜本佳克 浜本芳勝 浜本善勝 浜本義廉 浜本嘉克
浜本義兼 浜本良兼 浜本喜和 浜本新和 浜本義数 浜本芳樹 浜本由紀 浜本義克
浜本芳兼 浜本好兼 浜本慶兼 浜本吉量 浜本良克 浜本義勝 浜本佳勝 浜本芳喜
浜本喜兼 浜本佳兼 浜本嬉希 浜本喜克 浜本由勝 浜本善克 浜本佳紀 浜本良樹
浜本好季 浜本芳妃 浜本芳克 浜本好克 浜本吉克 浜本良喜 浜本芳喜 浜本吉希
40:天之御名無主
12/05/04 10:03:35.87
カイヨワが紹介している別の例
ボルネオ島の原住民が、自分の妻が浮気している夢を見た。
その地域の慣習では、女が不貞を働くと女の父親が夫に慰謝料を払わないといけない。
それが嫌だったその女の父親は、さっさと自分の娘を実家に連れ戻してしまった。
41:天之御名無主
12/05/05 08:43:28.40
>>11
それ、カムチャツカ半島だろ
42:天之御名無主
12/05/05 12:42:57.80
G.W.ステラーが書いてる話だな。
若い娘の情を得たいと思ったら、そうなる夢を見たと主張するだけでいいって。
従わない娘には死が待っている。
43:天之御名無主
12/05/06 08:03:47.60
>>3
カスタネダの話では、呪師は夢を使うことで分身を作り出すことが出来た。
夢と分身の話ってのも、結構よく聞く気がする。
紅楼夢とか胡蝶の夢の話とかも、ある意味分身の話かもしれないし。
44:天之御名無主
12/05/12 11:19:05.05
>>28
結構分厚いんで、まだ通してちゃんと読み込めていなんだけど、
拾い読みしてみたところかなり面白かったよ。
学術的にきっちり書いてあるんで、ちょっと夢に興味あるぐらいの人なら止めといた方がいいかもしれんが。
このスレ的なことに興味ある人なら、その本かなりお薦め。
45:天之御名無主
12/05/13 15:02:19.44
あ
46:天之御名無主
12/05/19 17:18:34.89
夢落ち文学の2台双璧は、不思議の国のアリスと、青い鳥かな。
47:天之御名無主
12/05/20 18:45:44.49
夢、不条理を描いた名作小説を教えて下さい。
スレリンク(book板)l50
48:天之御名無主
12/05/26 21:02:56.87
>>44
ミメーシスってのがいまいち何のことか理解できないんだが。
49:天之御名無主
12/05/27 16:16:52.66
夢の中の意味不明語はアナグラムがきくことが多い。
50:天之御名無主
12/06/02 22:52:18.47
>>48
社会学でいうシミュラークルとほぼ同義だよ。
51:天之御名無主
12/06/07 02:53:22.50
夢の操縦法 [著]エルヴェ・ド・サン=ドニ侯爵
[評者]荒俣宏(作家)
■フロイトも探した奇書の古典
まさしく幻の著作の初訳である。
かつてアンドレ・ブルトンや澁澤龍彦が夢研究の古典として本書の一部を引用したことがあったが、長らく作者の経歴もその全貌(ぜんぼう)も不明という奇書だった。
人間は睡眠中でも活発な思考活動を行うと主張した彼は、夢占いもふくめて分析し、夢とは記憶の断片を結び合わせストーリー化する「正調な知的作用」と考えた。
しかし当時の研究者の多くは、夢を「心的能力の低下や混乱が生み出す変調」と捉え、夢遊病や幻覚と区別しなかった。
ならば意識で夢をコントロールしてみせようと、数々の実験を試みたのが本書である。
なんと、フロイトは本書を必死に探し回ったが、どうしても入手できなかったのだそうだ。それが、いま日本語で読めるとは、まさに「夢」のようではないか。
52:天之御名無主
12/06/09 22:32:29.46
それ面白そうだね。
ところで君は読んだの?
53:天之御名無主
12/06/23 10:39:59.68
>>51
それ、原書は何語なの?
54:天之御名無主
12/06/23 12:36:08.37
フランス語
55:天之御名無主
12/06/25 10:47:50.82
世界で一番有名な夢の逸話って、受胎告知?
56:天之御名無主
12/07/22 19:04:33.11
URLリンク(www.hikinik.net)
お神籤は連続するが、意外と似たような経験をされている方が多かった。
確率的に考えると大吉の連続の方が多いはずなんだけど凶の連続ばかりが質問されていた。
大吉だと気にも留めずに流してしまうんだろうな。
57:天之御名無主
12/09/22 21:11:38.31
あげ