10/09/22 12:58:12
ギリシャ神話の場合、最高神ゼウスはありとあらゆる、自分が目星を
つけた女を必ず犯す。ゼウスほどではないが、息子のアポロも自分を
拒否したニンフに酷い罰を与える。他の神々もほぼこれに準じる。
これから推測するに、古代ギリシャの社会は権力や富裕な男達は相当
に女性達を独占所有する傾向が強かったのではないかな?
強姦も非常に多かったという。だが、これは有力者の男に限られたこと
ではなかったか?そうでない男は厳しい法の裁きを受けたに違いない。
おかげで、女にあぶれる男達が多かった。その彼等の中からホモに走る
者が相当数出た。そのために、男色文化が発達したのではないか?
貴族の間に男色が流行したのは下層男性の文化を模倣したからではないか?
インドのようなカースト社会でヒジュラのような去勢文化が残存している
のもその証拠ではないだろうか?
古代ローマ時代の去勢者ガリgalliはcybele カルトの狂信者達のことだが、
古代ローマもやはり相当厳しい階層社会で、自由に女性を選択できるのは
上層のほんの一握りの男性達だけではなかったのか?それ以外は何らかの
制約か、厳しい制約、あるいは結婚を全面的に禁止されていたかもしれな
い。
男色文化の繁栄の前提として、去勢文化があった。なぜなら、彼等は皆、
牧畜民族だから。と、俺は推測するんだが。
古代ギリシャの壺に書かれた結婚式の図で、二人のsatyrが花婿花嫁を
祝福してる場面を見て、satyrは下層の、女にあぶれた男達を象徴する
ものではなかったか?と、ふと思った次第w