10/09/12 00:47:06
木星の英名は悪魔王のサタン・・さすがだぜ木星伊達にデカくねえぜカッケー
・・・・そう思っていた時期が俺にもありました。
3:天之御名無主
10/09/12 02:13:10
クロノス=クロノス
4:天之御名無主
10/09/12 07:38:35
何はともあれ、『西洋古典学事典』を熟読せよ。
5:天之御名無主
10/09/12 17:08:03
wikiでトリプトレモスを検索した
名前は
three fold worriorの意 と書いてあった
通常の兵士の三倍 なんかかこいいな。
6:天之御名無主
10/09/12 19:26:55
トリスメギストスと同じで、3倍の兵士=極めて偉大な兵士という意味
7:天之御名無主
10/09/13 16:10:35
惑星から格下げになっちゃったプルートーカワイソス
衛星がカロンだけでなくペルセポネとかあったらまた違ったかな
・・・・・・つまりお願いですまた誰かハデペル板立ててorz
8:天之御名無主
10/09/14 00:58:23
そういや、クラークの小説では
冥王星の外側に、第十番惑星が発見されていて
冥妃星って、名前になってたっけ
9:天之御名無主
10/09/14 05:42:22
やはり『西洋古典学事典』を読んで居らぬ者どもは無知無教養で
話にならないナッ!
10:天之御名無主
10/09/14 14:00:01
北欧神話はどこですか
11:天之御名無主
10/09/15 00:00:07
コーランを焼くとか言われているが
ギリシャローマ神話は焼かれるものが無いので大丈夫だぜ。
12:天之御名無主
10/09/15 07:23:10
ギリシャ神話はインドや近東の神話の影響による部分が殆どを
占めると言っても良いぐらいなんじゃないかな?
13:天之御名無主
10/09/15 08:14:21
逆の可能性もあるけどね。
インドのマハラジャはギリシャと同じアーリア人だから。
何か元になるお話があって、それが拡散しローカライズされただけなのかもよ。
14:天之御名無主
10/09/15 08:44:48
>>13
それはギリシャ人がアジア・マイナーに止まってた頃以前ならあり
得るが。
アレクサンダーの頃からは明らかにギリシャ→インドの流れだがな。
ギリシャ人はインドや近東文化を吸収して明晰、鮮明な世界を作り
上げたことは凄いけどね。
大体、ギリシャそのものが近東だし。
15:天之御名無主
10/09/15 10:41:10
シュメールの神話はギリシャ神話の原型である可能性がある。
同時にユダヤ教、さらにその影響下に生まれたキリスト、イスラムの母体とも言える。
実際の所、シュメール人は謎に包まれている。
他所から海を越えてやってきたのは確かで、その記述もあり、
シュメールの神話の神々のモデルそのものだったと考えられる。
造船が得意で、農耕を人類にもたらし、
オリーブ油とワインが大好きで貿易が得意な商業の民。
基礎的な憲法や法廷、農地の売り買いを仲介した銀行などをつくり
演算や初期の数学も駆使した。
生真面目で新々的、合理的なこれらの文化的特徴は
後代のギリシャ文明を彷彿とさせる。
そして初期シュメールの神像は非常に特徴的だ。
スクエアな造形手法、巨大な目、濃いひげ、白い肌の女、筋骨たくましい肉体・・・・
特徴だけで言えば、同時代のキクラデス文明や、
やや後代のミノア文明のものとは似ても似つかない。
しかし時代を飛び越えて、ほぼ同じ特徴を備えた彫像がギリシャの諸地域に現れる。
シュメール人はやがてアムール人に滅ぼされ、姿を消す。
今となってはアーリア人と同じ、イラン人の緑の目が
そのつながりをほのかに暗示させているのみである。
16:天之御名無主
10/09/15 15:06:52
そもそもギリシャ神話がインド神話の影響を受けているって、誰の説だよ??
17:天之御名無主
10/09/15 16:08:26
>>16
たぶん、alain danielouなんか、代表だろう。
18:天之御名無主
10/09/15 16:15:25
subhash kakも同様に。
19:天之御名無主
10/09/15 21:43:10
dabyurei sakkarusもそうじゃね?
20:天之御名無主
10/09/15 21:44:06
ごめんなさい。今作りました
21:天之御名無主
10/09/15 22:37:14
ノアの洪水伝説とゼウスの洪水伝説はお互いに酷似してるが
元ネタはインドのマヌの洪水伝説らしいぞ。
22:天之御名無主
10/09/15 23:12:29
おまいらの好きなキャラを5人挙げてくれ
男神、女神、半神、人間は問わない
ちなみにオイラは
1.プロメテウス
2.ペルセウス
3.ハデス
4.ペネロペ
5.ナウシカ
一途つうか頑固な奴が好き
23:天之御名無主
10/09/15 23:23:47
ペネロペっていうと、うっかりペネロペしか思い浮かばない
24:天之御名無主
10/09/15 23:43:46
ペーネロペーが正しい?
ナウシカもナウシカアだったか
オデュッセウスの物語は女のほうが印象的
子供の頃、オデュッセウスとオイディプスとオルフェウスの区別がつかなかった
25:天之御名無主
10/09/16 02:13:48
>>17
そういやダニエルーなんていたなあ。まともに相手されないと思ったけど。
26:天之御名無主
10/09/16 06:34:42
>>25
danielouの経歴は錚々たるものなんだが。
日本の学者は相手にしていないようだが、
日本の学者達は自分達が世界中から相手に
されていないことに気付いていない。
大体、神話のような、次元を超える象徴的な思考は日本人に全く
向いていない。
日本のギリシャ神話研究のレベルは非常に低くてお話にならない。
西洋古典学事典のような、既存の知識を拾い集めるぐらいが
お似合いだろう。
27:天之御名無主
10/09/17 05:45:02
>>22
自分もプロメテウスが好きだ。
28:天之御名無主
10/09/18 08:29:39
本来のローマ神話はどの程度まで復元できてるの?
29:天之御名無主
10/09/19 00:53:31
なにをもって「本来の」とか言ってんだか。
30:天之御名無主
10/09/19 03:30:04
『西洋古典学事典』、
促音+ラ行の「アポッローン」式のカタカナ表記が、とても読みづらく悪目立ちしてて邪魔。
術語でもない単なる文中の言葉である「性交拒否」という部分に、
わざわざ「セックス・ストライキ」というルビを振るような感性もちょっとな。
「吸茎」に振られたルビの「フェッラティーオ」には、笑ってしまった。
31:天之御名無主
10/09/19 07:01:10
>>28
ギリシャ神話を取り込む前のローマ神話
32:天之御名無主
10/09/19 12:32:39
フェッラティーオ(笑)
33:天之御名無主
10/09/19 12:47:06
本地垂跡説のようなものがローマにもあったんでしょ?
34:天之御名無主
10/09/21 00:04:48
日本仏教の理論体系としての本地垂迹説みたいなもんはあんまりないんじゃないか?
地中海かいわいのいろんな神様がかなりおおらかに習合してたというのは
よく知られた事実ではあるが。
35:天之御名無主
10/09/21 11:49:17
何はともあれ『西洋古典学事典』を読め!
30番は日本語すら読めぬド白痴だね。
しょせん片輪者や精神薄弱者には無縁な世界だからな。
36:天之御名無主
10/09/21 15:29:11
やたらスレが飛ぶな
NGワードに設定した単語を連呼してる馬鹿がいるようだ
アポローンに呪ってもらって手がロバの前脚にでもなってしまえばいいのに
37:天之御名無主
10/09/21 17:03:50
やはり低能愚劣なチョン風情にはカタカナすら読めぬのでござりましょう。
身の程知らずな白痴どもにとって、しょせん『西洋古典学事典』は高嶺の花というもの。
上の賤民や鮮人のクズは向後、無視し去りましょうぞ。
かかる不逞賤奴どもの居る陋劣なスレにお書き込み遊ばされるは御無用と存じます
穢多非人以下の者どもと親しくされては身の穢れとも成りましょうほどに。
上様。
38:天之御名無主
10/09/21 17:40:00
差別用語連発俺カッケー
恥ずかしい奴だ・・・・
見てるこっちがもぞもぞしちまうわ
39:天之御名無主
10/09/21 20:19:27
なっちゃんは風俗でも「フェッラチーオよろしく!」とか言ってるんかな・・・
40:天之御名無主
10/09/22 01:34:49
ナッちゃんは、もう勃たない老残ホモだよ。魔老女みたいな女装をしては、
ごくたま~に買う売り専ボーイの、直腸内壁を舐めるのが一番の楽しみだとか。
41:天之御名無主
10/09/22 12:58:12
ギリシャ神話の場合、最高神ゼウスはありとあらゆる、自分が目星を
つけた女を必ず犯す。ゼウスほどではないが、息子のアポロも自分を
拒否したニンフに酷い罰を与える。他の神々もほぼこれに準じる。
これから推測するに、古代ギリシャの社会は権力や富裕な男達は相当
に女性達を独占所有する傾向が強かったのではないかな?
強姦も非常に多かったという。だが、これは有力者の男に限られたこと
ではなかったか?そうでない男は厳しい法の裁きを受けたに違いない。
おかげで、女にあぶれる男達が多かった。その彼等の中からホモに走る
者が相当数出た。そのために、男色文化が発達したのではないか?
貴族の間に男色が流行したのは下層男性の文化を模倣したからではないか?
インドのようなカースト社会でヒジュラのような去勢文化が残存している
のもその証拠ではないだろうか?
古代ローマ時代の去勢者ガリgalliはcybele カルトの狂信者達のことだが、
古代ローマもやはり相当厳しい階層社会で、自由に女性を選択できるのは
上層のほんの一握りの男性達だけではなかったのか?それ以外は何らかの
制約か、厳しい制約、あるいは結婚を全面的に禁止されていたかもしれな
い。
男色文化の繁栄の前提として、去勢文化があった。なぜなら、彼等は皆、
牧畜民族だから。と、俺は推測するんだが。
古代ギリシャの壺に書かれた結婚式の図で、二人のsatyrが花婿花嫁を
祝福してる場面を見て、satyrは下層の、女にあぶれた男達を象徴する
ものではなかったか?と、ふと思った次第w
42:天之御名無主
10/09/22 17:36:38
どこから突っ込めばいいのやら
43:天之御名無主
10/09/22 18:07:41
caste(カースト)とcastration(去勢)は語源が同じなんだよな。
44:天之御名無主
10/09/22 20:02:25
>>41
お前の言いたいことって神話全然関係ねーじゃん
キュベレ女神くらい出せよ
45:天之御名無主
10/09/23 06:56:04
じゃあ、アマテラスのtransgenderな点について
とか、
アマテラスが岩戸から出てくる時に見せられた「鏡」というものの
精神的、心理的な境界的性格についてとか。
おそらくキュベレ女神と共通点あると思うんだがな。
あと、ペルシアのキュロス王は多数の妾を大奥に抱え、宦官の兵士達に
それを警護させていたが、自身はゾロアスター教徒で、アナルセックスを
強く嫌悪していたこととか。
46:天之御名無主
10/09/23 09:59:22
>>45
スレタイも読めない馬鹿がいるぞー
47:天之御名無主
10/09/23 12:25:10
cybele cult とdionysian cultの秘密を解き明かしてやろうと思ったが、
46の阿呆のおかげでやる気なくしたw
48:天之御名無主
10/09/23 18:02:20
いまどき神話の精神分析的理解なんてはやらないしな
49:天之御名無主
10/09/23 20:41:13
>>48
早とちりw
50:天之御名無主
10/09/24 00:23:48
ageてる馬鹿は自分のおちんちんにかなりのコンプレックスがあるようだな
とにかくスレ違いだから消えろ
51:天之御名無主
10/09/25 07:39:41
>>50
お前のような阿呆が生意気抜かすな。
消えるなら、お前が消えるべきだろう。
お前の頭で何が考えられるかも分からないのか。
俺のレス抜きでこのスレだけでなく民俗学・神話学板自体が成り立たん。
お前は2度と口出しするな。この身の程知らずの無礼者が。
52:天之御名無主
10/09/25 11:02:41
>>51
>俺のレス抜きでこのスレだけでなく民俗学・神話学板自体が成り立たん。
あんたが誰だかわかったような希ガス
>お前の頭で何が考えられるかも分からないのか。
「少なくともウェブ上では誰にも負けてないつもり」だったな
おまえにゃこういう場所は向かねえよ
自分のブログ、ツイッターで、気に入らないやつの書き込みはブロックしながら、ここの連中の馬鹿さを笑いものにしてろよ
ついでに書くが誰も彼もおまえみたいに暇じゃねえっての
仕事も勉強もあるし彼女や家庭を後回しにできねえんだよ
俺だっておまえみたいにあれこれやってみたいけど仕事あるし家のこともあるしここで気楽に書き込んだり読んだりするのが意外と息抜きになる
たかが暇つぶしの書き込みにキレて吠えんなよ朝っぱらから
53:天之御名無主
10/09/25 12:44:58
>>52
「少なくともウェブ上では」云々の本人ですが、ちょっと勘弁してよw
>>51とか>>47とか>>41とかは別人ですよ・・・。
口調をかえたナッちゃんじゃないの?
54:天之御名無主
10/09/25 13:40:59
世の中>>51とか>>53とかホモ爺みたいなのは腐るほどいるって事だな
55:天之御名無主
10/09/25 14:35:00
ま、馬鹿共は放っとこうw
56:天之御名無主
10/09/25 14:46:23
>>52
馬鹿は消えろ。
57:天之御名無主
10/09/25 18:01:36
スレが伸びてると思ったらorz
58:天之御名無主
10/09/26 09:35:39
レスが消えること消えること
59:天之御名無主
10/09/26 16:27:54
>>53
今までなんとも思っていなかったけど
何だかあなたのことが嫌いになった
60:天之御名無主
10/09/26 17:09:58
いちいち宣言することじゃねーだろ
61:天之御名無主
10/09/28 03:40:15
>>59
そいつは自分のブログで、Wikipediaでギリシア・ローマ神話の記事をこつこつ増やしてる人をこきおろしていた。
あんだけ内容の充実したサイトを構築できるからには相当博学なんだろうが、素人なりに努力している人間を貶した時点で人格は最低とわかった。
さらにはWikipediaの「神話」の記事が無茶苦茶だから直したいとほざいてる。記事のノートではたいそう立派なことを語ってるが記事に反映させる能力はなし。
Wikipediaに限らずこういう態度であちらこちらを批判しては敵を作ってることに気づかないんだろう。
>>53よ。自分に都合の悪い閲覧者を排除できる場所でよがってる暇があったら、たとえばWikipediaで記事を増やしてみろ、無茶苦茶だという記事をどこからも批判の来ない記事に変えてみろ。
62:天之御名無主
10/09/28 04:21:52
>>53
色々と興味あるので、あなたのブログのURLかタイトルを教えて下さい。
>>53当人以外のほかの人でもいいです。
63:天之御名無主
10/09/28 21:21:32
有意義な書き込みが無くなった
ここはtoroiaの自演で成り立ってたんだな
64:天之御名無主
10/09/28 22:01:37
6 :天之御名無主:2010/09/13(月) 20:33:44
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
この人すごいな。
7 :天之御名無主:2010/09/14(火) 00:43:21
>>6
いいなあ・・・こういう言語的才能欲しいなあ・・・・
英語は数日で話せるようになったとか言ってるし。
これで興味の対象が妖怪じゃなければもてまくるんだろうな。
8 :天之御名無主:2010/09/14(火) 18:36:23
どうだか
ざっと見たけどお友達に成りたくないタイプ
65:天之御名無主
10/09/29 00:07:25
>>63
toroiaの書き込みを有意義認定しているので
これもtoroiaです
66:天之御名無主
10/09/29 00:18:23
>>64
なんだ、長音省略表示はすごく読みにくくって、読む気が失せるな
67:天之御名無主
10/09/29 20:39:03
ブログで2chのレスを晒して
こいつ馬鹿だなこんな事も知らないのかとばかりに嘲笑し
俺様がこのようにお教えしてやったとばかりに得意げに自分のレスを載せる
普通嫌われる
俺達適当にやってるからもう放置しててくれよ
t○r○iaさんよ
68:天之御名無主
10/10/01 19:36:55
糞プログじゃな
69:天之御名無主
10/10/02 10:37:17
マーベルコミックスのヒーロー、ハーキュリーズって最初は何のことか全く分からなかった。
まさか、ヘラクレスのことだったとは・・・!
70:天之御名無主
10/10/02 14:39:07
toroiaはブログの文章を学術誌に文章を投稿すればいいだけの事(ただし今までの文章は既発表論文に当るので、不可)。
あんだけの文章なら紀要には載るよ。
それが出来ないということは「公の場で批判されるのが怖い」というだけの人。
ネット弁慶の典型。悔しかったら博物館の紀要にでも論文出せや。
71:天之御名無主
10/10/03 03:33:29
ようするに、そのtoroiaとかいう凡ブログの主が、最近例の古典学事典の宣伝に忙しいホモ爺さん(なっちゃん)の正体ってことか
72:天之御名無主
10/10/03 03:46:58
>>45
通りすがりだけど、突っ込んでいい?
アマテラスは風土記には夜這いをした話が残ってるよね?
そちらの話の方が古事記などより古い伝承とされている。
つまり、もとは男神だったわけで、仕える巫女と一体化して女神となったと言われている。
アマテラスにトランスジェンダーや境界的性格を読み取るのは、そうした背景を無視していると思うのだが。
73:天之御名無主
10/10/03 06:14:56
>>72
>>つまり、もとは男神だったわけで、仕える巫女と一体化して
女神となったと言われている。
そういう性別のあやふやなものはすべて、境界的なものと見なされる
のではないかな?
teiresias,hermes,demeter,baubo,などなど。
dionysusはどうかしらないが、某女神と同一視されることも
あったと思うが。
ただし、ギリシャのは男と女の間で常に揺れている。あるいは、
teiresiasのように男→女→男と、変身を2度経ている。
そこが、日本の神話に含まれる「境界性」と大きく違う点では
ないか?
俺の推論をさらに進めれば、古事記は仏教思想の影響を強く
受けてるんじゃないか?という気がするんだな。山勘だけど。
そこが、一方通行の「境界性」を生んだ原因ではないかと思う。
さらには、平安から室町時代にかけての仏教の普及が、一層、
「境界性」の活力を奪ったのではないか?と見るんだが。
ただし、アマテラスが元々、男だったという話は初めて聞きました。
どうもありがとう。
74:天之御名無主
10/10/03 08:32:57
>>73
こちらこそ冷静なレスありがとう。
アマテラス男神説は民俗学の教授から聞いた話なんだけど、どの風土記か覚えてなくて。
きちんと紹介できなくて申し訳ない。
ただ、男性から女性への移行があくまで祭祀上の問題として起きているのなら、神の本質を境界的と見るのは違う気がする。
神話の中で神の性が流動的なエピソードがあれば別だけどね。
北欧神話のオーディンやロキなら、まさにその境界的と呼ぶにふさわしいと思う。
ギリシア神話もヘルマアフロディーテの存在を考えると、境界的な概念は存在していたと思うよ。
ただ、日本にあったかというと自分はいささか懐疑的にならざるを得ないな。
自分としては仏教はどちらかといえば無性の印象が強いね。
如来や菩薩には性別がないからね。
あくまで私見ってことで。
75:天之御名無主
10/10/03 09:58:57
>>72アマテラスは風土記には夜這いをした話が残ってるよね?
そんな伝承は風土記には残ってない
鎌倉時代の『通海参拝記』に、伊勢の神が夜な夜な蛇の姿で斎宮の元へ通うという、奇妙でややグロテスクな異伝(噂話)が記されている。
いわゆる「三輪山神婚型説話」の形式だが、アマテラスに関しては「典拠不明の異説」として中世期にかなり流布していたようだ
アマテラスがもともと男神だったという説自体は、超有名な説でかなり論じられてきているが
76:天之御名無主
10/10/03 10:31:36
>>74
>>ギリシア神話もヘルマアフロディーテの存在を考えると、境界的な概念は存在していたと思うよ。
ただ、日本にあったかというと自分はいささか懐疑的にならざるを得ないな。
非常に興味深い意見です。
そもそも、日本神話に境界的な概念が存在したのか?という
疑問ですね?
77:天之御名無主
10/10/03 10:36:41
toroiaが自分の文章の特徴に気付いてないのか
どうせブログでこれ俺の書いたやつって書くから隠さないのか
たまたま同じ特徴の人間の投稿が続いたのか
ともあれ事態ここに至ったら鳥つけるべきだな
それから
おまえの所為でここで語れなくなった者がいることは覚えとけ
78:天之御名無主
10/10/03 14:49:28
いい加減スレ違いだっちゅうの
スレタイ読めんのか、それとも単語一つ雑ぜりゃ許されるとか思ってんのか
79:天之御名無主
10/10/03 16:07:31
>>78
toroiaは比較神話学の知ったかぶりをしたいのさ
Wikipediaだと自分より詳しい奴に記述を書き換えられかねんがここではその心配はないしな
ただし、別に比較神話学のスレを建て、そこでオナニーしててもらいたいもんだな
80:天之御名無主
10/10/04 20:14:26
「『西洋古典学事典』を編んで」という記事を月刊「新潮」10月号で読みました(pp.234~5)。
見開き2ページの短い文ですが、編者ならではの見識が、よく伺えました。
とくに中程からは痛快至極の傑作な内容。覚えず大笑いしてしまったほどです。
オーラルセックスに関心のある向きには必読のコラムでしょう。
これぞ余人には真似出来ぬウィットとエスプリに富んだ小エッセーですネ。
81:天之御名無主
10/10/05 21:22:34
「タイタンの戦い」を見たら
なんか歩兵隊長みたいな人にペルセウスが
「このしぶとい半神め」と責められてておっきした。
82:天之御名無主
10/10/06 01:38:25
>>75
通りすがりです。
教えてくれて有難う。じゃあ、風土記っていうのは俺の記憶違いなんだな。
嘘言って申し訳ない。ただ、古事記よりも古い記述と先生は言ってたから鎌倉まで下らないと思うんだ。
神社か何かの縁起かもしれないんで探してみる。でも現在、典拠不明と断定されているのなら、先生が言ってた資料は否定されてるのかもね。
>>76
ごめん。これも訂正する必要があるのかも。「アマテラスの変貌」という本の中ではアマテラスが両性具有という指摘があるらしいって話をこないだ聞いた。
まだ俺はこれ読んでないけど、もしそうだったら、境界的概念はあったってことだよね。
でも、さすがにスレ違いなんで、後はアマテラスのスレで。自分はすぐに行けるかどうかわからんけど…
>>78-79
スレ違いで悪かったよ。
でも、他人のレス批判より神話の話の方がまだスレタイに沿ってるんじゃないの?
流れがずれてると思ったら、ギリシア神話の話ふればいいじゃん。
それに乗ってくる奴がいるだろ?面白けりゃ俺だって乗るし。
ネタも振らずに単語の一つも雑ざってない批判だけされるってのは納得いかねえな。
まあ、通りすがりなんで、あんたらが仕切るのがこのスレのローカルルールってんなら謝るよ。
楽しいお喋りの邪魔して悪かったよ。じゃあな。
83:天之御名無主
10/10/06 13:10:55
>>82
見苦しい自己弁護すんな
ジェンダーについて騙りたけりゃお前が自分でジェンダースレ立てりゃ済んだ事だ
二度と来なくていいから
84:天之御名無主
10/10/06 13:18:11
ギリシア神話スレでアマテラスがどうこうほざくのがスレ違いじゃないって
どこまで自分に甘いんだよ>>82は
そもそもアマテラススレは別にあるんだからそっち行けよ
そのほうがよほどスレ違いじゃない(向こうも迷惑だろうが)
85:天之御名無主
10/10/06 13:55:57
ギリシャ神話解釈には現状でも、東は中央アジアやインド、
西はアイルランドあたりまでの古代文明との関係を探らねば
ならないぐらいなのに、アマテラスの話がギリシャあたりまで、
飛び火してくる、あるいはその逆の可能性も疑ってみる価値は
あると思うんだがな。日本の神話解釈は自国あるいは極東地域
だけで完結させようとし過ぎて来たんじゃないかな?
例えば、アマテラスを岩戸からおびき出すために、アメノウズメが
ストリップをやったのはアマテラスがスケベなおっさんだったから
ではないか?という疑問をお上品な学者先生達は抱いたことないの
かね?これはアマテラスが男だったという立派な状況証拠だろう。
そして、その時アメノウズメが踊ったのはどうしても、ギリシャから
近・中東系のベリーダンスに似たようなものだったに違いないんだよ。
でないと露出した性器や揺れる乳房や腹の肉を強調することは
出来ない。極東系の踊りでは不可能、あり得ないことだ。これから
見ても、複数のスレにまたがるスレ際的な話題は避けられないと
思うんだがな。
86:天之御名無主
10/10/06 14:22:15
>>85
ギリシア神話と日本神話の成立年代と地理的距離考えてから物を言えよ
87:天之御名無主
10/10/06 14:26:40
>>86
ギリシャの方が多分、少しばかり古い。それだけ。
じゃ、しばらく後で。
88:天之御名無主
10/10/06 14:29:58
1000年以上が少しで済むのかこの馬鹿
お話にならんな
89:天之御名無主
10/10/06 14:31:24
>>87
二度と来なくていいから
糞blogでオナニーしてろ
90:天之御名無主
10/10/06 14:43:34
>ストリップをやったのはアマテラスがスケベなおっさんだったから
>ではないか?という疑問をお上品な学者先生達は抱いたことないの
>かね?これはアマテラスが男だったという立派な状況証拠だろう。
古代人の習俗生活環境心理にたいする考察は一切無しで、
現代の感覚(というか本人の感覚)にだけ当てはめた偏見だけで
騙る典型的な駄目考察
91:天之御名無主
10/10/06 14:54:21
普通にギリシア神話と日本神話には直接の関連性は一切無いので
話題に出すのはスレ違いということで終了じゃね?
92:天之御名無主
10/10/06 17:42:40
『西洋古典学事典』をまだお買い求めでない方がいらっしゃるのですか?
版元では既に品切れ状態だそうでございましてよ。
失礼ながら、貧乏人には無理な相談でしょうけれど。
では、御免あそばせ。
93:天之御名無主
10/10/06 19:38:55
>>93
検索すれ。どうせつまらん。
諏訪春雄さんの「日本王権神話と中国南方神話」(角川選書)で、
ヤマタノオロチ伝承は中国南部起源で日本と東南アジアへ伝播し、
ペルセウス・アンドロメダ神話は二次的影響と述べた。
単純に比較神話学としてなら分らんでもないが、記紀の文献批判からすると、
中国文献からの孫引きなどの指摘との関係から、神話を人がもたらしたのか
文献からもたらされたのか分らんと思うんだが。
吉田敦彦・大林太良らのギリシア神話的影響が日本書紀の神代紀に認められる件は、
森博達の中国音韻学からの指摘がある。
でも、天武朝以来の編纂時期から見ると、白村江敗戦以後の親百済方針だった
天智派を破る形の壬申の乱で天武朝が親新羅方針となったとすれば、
日本書紀の中に新羅的影響が見られるとの指摘は納得されよう。
つまり、神代紀でのギリシア神話は新羅に見る国際性の指摘(由水常雄)からそう言えそうだし、
大化の改新のクーデターに至る顛末は新羅のヒドンの乱と同じとの指摘(鹿島昇など)もあり、
中村修也「偽りの大化改新」では新羅から日本へかその逆かもしれない旨述べた。
また、谷口雅一「「大化改新」隠された真相」では、先の森氏が大化の改新の詔部分に後世改ざんが
認められた旨の報告を載せ、以前の門脇禎二氏による改新詔否定論が郡評論争で解決して以来の新知見となった。
94:天之御名無主
10/10/06 20:00:58
このスレは
「神話に生き、幻想に死ぬ」
に改名すべきだな
95:天之御名無主
10/10/06 21:45:26
つかテンパりすぎて訳の判らんアンカー振ってるし
これでナンチャラ事典のマルチコピペ馬鹿とトロい屋の屑が同一人物の自演であることが明白になったわけだ
雑談スレでも同じ真似やってるし
96:天之御名無主
10/10/06 22:22:15
自分の見解に痛烈な駄目出しされたら今度はセンセイの学説かよ
ところでその引用された説は歴史的物証によって実証されてんの?
97:天之御名無主
10/10/06 23:03:17
toroiaのブログを読んだけど、こいつウィキペディアに異様に嫉妬してると思た
自分の素晴らしい文章よりも貧弱なウィキペディアの文章が検索で上位に来るのが嫌なんだろな
だがウィキペディアはよそ様のサイトなんだから、気にしないで自分のサイトを人並みに育てることに専念したらいいのに
98:天之御名無主
10/10/07 07:53:03
匿名掲示板で暴れてる時点で無理
99:天之御名無主
10/10/07 19:18:17
URLリンク(twitter.com)
ウィキペディアの「神話」の記事はどなたからも批判されない素晴らしい記事です
私ごときが加筆する余地など御座いません
このようにどなたからも批判されない優れた記事は誰にでも書けるのに
私には記事を書く実力が無く他者を非難しては嫌われるばかりです
しかしその方が私には向いています
100:天之御名無主
10/10/07 21:51:20
もう、ギリシア・ローマ神話の話題だけにしようよ・・・・
toroiaにも比較神話学にもうんざり
101:天之御名無主
10/10/07 22:52:35
URLリンク(twitter.com)
102:天之御名無主
10/10/08 01:50:45
>>101
踏む価値も無え
真面目に学問で精進してる奴ならtwitterなんかで発散する必要も暇も無いしな
103:天之御名無主
10/10/09 18:08:41
自分が他人から批判されるのはいやだ
でも自分が他人を批判するのはいいのだ
ところで前スレでm-toroiaの名前が出た時にそれまで盛り上がっていた書き込みが数日間途絶えたっけな
何でかなーwww
104:天之御名無主
10/10/10 10:04:44
もう「みんな」分かってるよ
105:天之御名無主
10/10/10 17:24:18
あなた方は私の「人格」ばかり攻撃しますが、私が他の人の「人格」を批判したことがありますか?あなた方に私の書いた文章自体の批判はできないじゃないですか。
私は2ちゃんねるに書き込んだ人やWikipediaの執筆者の「人格」ではなく「レス」や「記事」を批判したんですよ?それは悪い事なのですか?私のギリシア・ローマ神話関係の項目を批判することならこのスレでやっても良いでしょうけどね。
とにかく、私に対する悪口でスレを埋めるのはやめませんか?言いたいことがあるなら私のブログにでも来て直に話しませんか?
106:天之御名無主
10/10/10 18:48:54
本人!?だったらキャップ機能を付けろ。
他人が「toroia」を語ることだって出来るんだぞ。
まったく持って常識がないよ。貴方は。
107:天之御名無主
10/10/13 00:04:04
アマテラスの性別のどこがギリシア神話と関係あるんだよボケが
カスは本当に自分に甘いな
だから嫌われてるんだってことに気づけ
108:天之御名無主
10/10/14 01:11:54
ディオニューソスを祀りたいのですが
どうすればよいですか?
109:天之御名無主
10/10/14 18:31:24
>>108
とりあえず農作業と葡萄作りをする
秋になったら収穫をして葡萄でワインを造る
それから大理石で劇場作って悲劇を上演する
演劇見ながら飲めや歌えやの大騒ぎをする
とにかく酔って狂いまくれ
あと生贄の山羊か羊用意して引き裂いて血すすれ
そうすればディオニュソスはいたく喜んでくれるはずw
健闘を祈る
110:天之御名無主
10/10/14 20:44:47
棒で旦那や父親をぶん殴る
アマテラスはデメテルと比較するべき
111:108
10/10/15 00:04:44
>>109
レス、ありがとうございます
葡萄の鉢植えは今年から始めました。
明日はワインを買いに行きます。3リットルの1ガロン瓶入りのとかそれっぽくて良いですよね
悲劇はやはりギリシア悲劇がよいのでしょうか?
112:天之御名無主
10/10/15 21:18:41
ギリシア悲劇って毎年新作作ってたんだっけ?
だからトラゲテイアの新作を作るといいよ
神話・歴史に題材をとった三部作の演劇+笑えるサテュロス劇を作って
市民全員を集めて見せる。
113:天之御名無主
10/10/16 10:33:21
>>108
冗談で言ってるんだよね。
本気だったらキチガイとしか思えないw
114:天之御名無主
10/10/16 13:18:46
仏様拝むのや神式だって正気とは言いがたい
115:天之御名無主
10/10/16 14:48:09
本気か冗談かはわからないけど、楽しそうだなー
それだけ打ち込めるものがあれば幸せだろう。
他人に迷惑さえかけなければ。
ディオニュソス教は現代だと警察沙汰になりそうな教義も多いので気をつけてね。
刑務所入れられてもディオニュソスは助けちゃくれないからさ。
116:天之御名無主
10/10/16 15:46:37
「大黒天は大国主命」の方式でギリシャの神様を神道に取り込むとしたら
どのようになるだろうね。とりあえずアポロンは天照大神でいいかな。
117:天之御名無主
10/10/16 16:17:22
神を祀ると言いながら、それっぽいもので間に合わせようとしている時点で十分不敬なのだがw
こうなると神も単なるアクセサリーだね
118:天之御名無主
10/10/16 21:06:25
アポロンは神託と言うのもある
119:天之御名無主
10/10/16 21:41:16
キリスト教徒やイスラム教徒だって、必要なものがないときは有り合わせで何とかしようとしてるわけだが
120:天之御名無主
10/10/16 22:44:27
キリスト教徒やイスラム教徒は必然で祀っているんだよ
遊び感覚の奴と一緒にするのは失礼
121:天之御名無主
10/10/17 10:37:52
>>116
比較神話学はどうなの?
なんか前レスで、日本神話との比較をやるな、とすごい怒ってる人がいるんだけど
やったらまた荒れるんじゃない?
122:天之御名無主
10/10/17 23:19:53
>>116
アポロンは元来太陽神ではないし、天照大神にはアポロン的な理知はないから、激しく違う。
元々は外来の神で、疫病をもたらすような恐ろしい側面もあったアポロンは、むしろスサノオに近い。どちらも竜退治してるし。
理知的な側面から言えばオオクニヌシだし、輝くようなカリスマ性や武力の側面では八幡だし、摩訶不思議な神秘性から言えばオオモノヌシだし、アポロン自体が重層的な神格なのでひとつでは到底おさまりきらないな。
123:天之御名無主
10/10/18 02:40:25
大黒と大国主もかなり無理矢理だからなw
綺麗な対比は無理だろ
一つでも符合すれば押し込まないとw
せめて性別くらいは一致させたいぞっとw
124:天之御名無主
10/10/18 04:11:15
古代ギリシア人ってアメン神をゼウスと同一視したり、異民族の神を自分たちの神に当てはめてたわけだが
天照大御神を見たら何に当てはめてたんだろうな
「日本ではゼウスは女だと考えている」とか言うことになったんだろうか.
125:天之御名無主
10/10/18 05:46:25
>>124
> 天照大御神を見たら何に当てはめてたんだろうな
まあアテナでもアルテミスでも何でもいいんだが、説話的な共通点で言うと意外にデメテルだな。
・荒ぶる海の神に強姦される
・彼女が悩み落ち込んだせいで地上の生命が枯れる
・若い王子に穀物を授けて地上に豊かな稔りをもたらす
126:天之御名無主
10/10/18 14:05:00
カナンのバアル神はヘラクレスと同一視されたんだよな
最高神=ゼウスではないってことなのか、それともエル神がゼウスと見なされたのか。
同一視のプロセスってなんなんだろう。
127:天之御名無主
10/10/18 18:03:57
北欧神話のオーディンはヘルメスに比定されてるしね
最高神への配慮はあまりないみたいだな
同一視の基準はやっぱり職能重視なんだろう
バアルの借用の最大にして最悪なのはベルゼブブだよなw
ホントキリスト教徒って悪質w
128:天之御名無主
10/10/18 21:53:38
ベルゼブブ=バアル・ゼブル=偉大なるバアルを悪霊の頭と呼んでいたのは、
福音書によればパリサイ派。
パリサイ派はタルムードを生み出したユダヤ教主流派。
要するにもとはユダヤ教徒が言いだしたこと
129:天之御名無主
10/10/18 22:39:00
元は、だろ
悪魔の名前としてベルゼブブを流通させてるんだからキリスト教も同じだと思うぞ
130:天之御名無主
10/10/18 23:19:41
「バアル」とか「ベール」ってセム語で「主」という意味だそうだから
バアル信仰とドンパチやってた頃のイスラエルならともかく、イエス時代の彼らに
バアル=バアル神って意識がどれほどあったか
131:天之御名無主
10/10/18 23:25:31
>>126-127
ペルシアではアフラ・マズダー=ゼウス、ミトラ=アポロンと割とすっきりした対応関係だ。両者の神的イメージが偶然にも非常によく似ていたからだろう。
ゼウスとの対応はやはり、天空・雷・光のイメージと、正義の守護者的な性格が伴わなければ難しい。オーディンは雷神のイメージが乏しく、魔術神+死神と言うことからやはりヘルメスに対応させざるを得ない。
ところで、キリスト教の父神ヤハウェと子なる神イエスの関係って、ゼウスとディオニュソスにそっくりだよな?
132:天之御名無主
10/10/18 23:53:53
>>131
確かゼウスは北欧神話ではトールに否定されてるよね
やはり雷神のイメージ重視
ペルシアとギリシアの神話の間に相関関係ってあるのかな?
ミトラ信仰がギリシアでも健在だったことを思うとペルシアの影響をギリシアが受けている可能性もあると思う
だとしたら、対応関係がすっきりなのもうなずけると思うが
ヤハウェとイエスは三位一体になるからな
ディオニュソスは元はトラキアかどっかの神でギリシアに輸入されたんじゃなかったっけか?
古い時代のシャーマニズムを温存するような信仰形態を見ると、別系統の神がゼウス信仰に取り込まれたという気がするけどな
133:天之御名無主
10/10/19 00:12:02
ディオニソスは「異国的な神」と古代ギリシアから言われていたけど
線文字Bにも名前が上がってる神だな。
異国から輸入された神というより、「エキゾチックな神」として信じられていたギリシアの神ってことじゃないかな。
ディオニソスとイエスが似てるってのはオルフェウス教のことだと思われ。
134:天之御名無主
10/10/19 00:29:47
>>130
正式名はバアル・アダド=バアル・ハダド
本来はアダドが固有名で主なるアダド程度の意味。
それがアダドがとれて、いつの間にかバアルが固有名詞として扱われるようになった。
135:天之御名無主
10/10/19 00:36:35
>>133
ギリシア人自身が元々土着民族ではなく、トラキア方面から南下して来たことを考えると、「エキゾチック(異国的)」=「プリミティブ(原初的)」という感覚もあるんじゃなかろうか。
ディオニュソスってのは名前の意味からしても「ゼウスの息子」だし、処女受胎の変形である異常生誕をしている点、預言者・聖者的に民衆に支持されて当初は激しい弾圧・迫害を受けた点など、色々と似すぎている。
ディオニュソスを「イエスの予告」だとした説が有っても良さそうなものだが、どうだろう。
136:天之御名無主
10/10/19 00:40:20
ギリシア資料では同じセム系の主神核のマルドゥクもベール神と言われてたな
これもヘラクレス扱いなんだっけ?
137:天之御名無主
10/10/19 00:49:36
>>132
> ペルシアとギリシアの神話の間に相関関係ってあるのかな?
おそらくどちらも原印欧語族的な神話イメージを良く保存していたと言うことでは?
北欧のトールは格落ちして主神ではなくなってしまったのだろう。インドでもヴェーダ期には主神だったインドラがヒンズーでは格落ちして主神ではなくなっている。
> ミトラ信仰がギリシアでも健在だった
それはヘレニズム期以降に流入して盛んになったのだから、ギリシア神話の形成期に影響を与えたわけではないと思う。
138:天之御名無主
10/10/19 00:58:32
ゲルマン神話でゼウスやディヤウスに、比較言語学的に対応する神はトールじゃなくてチュールだと聞いたけど?
139:天之御名無主
10/10/19 01:06:32
>>136
要するにセム系の主神はどれも「ゼウス的ではない」とギリシア人には思えたわけだな。
民族系統が違うから、神的イメージがかけ離れてると感じられても当然、かも知れんが。
ちょいと穿った見方をすれば、「所詮はペルシアにボコられたザコ民族の神」と言うことで、ディスってるのかもな。
140:天之御名無主
10/10/19 01:12:37
>>138
うーむそうだった気もする。
しかしチュールは神話上の影が薄くてよく分からん神なんだよなあ。ローマのマルスに似てるのかなぁ、くらいのイメージしかない。
そうするとトールはヘラクレスなんかな。
141:136
10/10/19 02:12:43
>>139
ベロッソスがそう言ってたような記憶がぼんやりとあったんだが、ベロッソスを詳述した本をgoogle book検索してもそれらしい記述がないわ
ベル=マルドゥク神をヘラクレスと同定してたんだっけ?ってのは俺の勘違いだと思う。
URLリンク(books.google.co.jp)
142:天之御名無主
10/10/19 02:15:06
ギリシア神話に乗っ取られる前のローマ神話ってほぼ謎なんだっけ?
どれくらい解明されてるんだろう。
乗っ取られた理由はそもそも神話を持たない非人格的な神秘力のような神々だったという説もあった(ある?)らしいが。
143:天之御名無主
10/10/19 09:38:54
>>138
比較言語的に、ってのはチュールの名前の由来が普通名詞の「神」だからだろう
比定する場合は職能が重視されるから、>>140も言ってる通り、チュールはギリシアのアレス、ローマのマルス扱いだろうね
チュールももともと主神格だったしね
144:天之御名無主
10/10/20 05:06:08
>>121
それは比較神話ごっこをやってた奴が無知で馬鹿の荒らしだったからだよ
145:天之御名無主
10/10/20 05:31:51
>>108
規制のせいで書き込めず亀レスになったが
一生祀る覚悟が無いんならやらんほうがいいとだけ言っておく
146:天之御名無主
10/10/20 13:58:48
>>142
乗っ取られるってw
ローマ側が借用してるんだと思うがw
対応する神々の名前はあるんだから、非人格神ということはないと思うが
147:天之御名無主
10/10/20 14:01:39
>>144
無知で馬鹿なら反論すればいいだけだろ?
148:天之御名無主
10/10/20 21:32:22
>>147
したよ
今は逃げ出してtwitterでなんかブツブツ言ってるようだが、覗く価値は全く無いので
どんな寝言をほざいてるのかは知らん
149:天之御名無主
10/10/20 21:54:44
>>142
ギリシアの神とローマの神の関係はだいたいこんな感じで整理できると思う。
1)ローマ側に元々いた神をギリシア由来の神に当てはめて同一視
(ゼウス=ユピテル、アレス=マルスなど)
2)ローマに存在しなかったのでギリシアからまるごと導入
(アポロン→アポロなど)
3)ギリシアに対応する神がいなかったのでローマ土着のまま残存
(ヤヌス、クィリヌスなど)
1)のケースが圧倒的に多いワケだが、これも細かく見ると完全にギリシア化した場合とローマ神独自の存在感をよく保った場合と2パターンがある。
マルスなどはほとんど主神なみに崇敬されて非常に存在感があったから、後者にあたる。
3)のケースの神は、1)や2)のように神話的に「出来上がっている」感じとは違って、もっと素朴な土俗性が感じられて面白い。
記紀の神々に対する、風土記や民間信仰の神のイメージだね。
150:天之御名無主
10/10/21 05:00:52
ヤヌスってかなり”非人格”な神だよね。
ユピテルなんかも本来そういう存在だったんだろうか
151:天之御名無主
10/10/21 07:12:36
境界神と天空神を同列に語られてもなぁ
152:天之御名無主
10/10/21 11:31:20
クィリヌスもかなり抽象的な神だけどな
153:天之御名無主
10/10/21 11:56:21
これはわかりやすい
でも、その内訳は賛否両論出そうだな
154:天之御名無主
10/10/21 20:19:07
太陽神なのにヘリオスって、アポロンのせいで影が薄いよな。
155:天之御名無主
10/10/22 10:36:30
、-‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
/⌒` 三ミヽー-ヘ,_
__,{ ;;,, ミミ i ´Z,
ゝ ''〃//,,, ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
_) 〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
>';;,, ノ丿川j !川|; :.`7ラ公 '>了
_く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;)
く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
):.:.:.:.:|.Y }: :! `二´/' ; |丶ニ ノノ
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{ .:.: l {: : } ` ,.__(__,} /ノ
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,/´{ ミ l /゙,:-…-~、 ) |
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__ノ ヽ \ ヽ\ 彡 ,イ_
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\ `'ー-、 // /:.:.} `'ー、_
`、\ /⌒ヽ /!:.:.|
`、 \ /ヽLf___ハ/ {
′ / ! ヽ
156:天之御名無主
10/10/22 13:57:14
粘着ウゼぇ
せっかく叩き出したんだからわざわざ召喚するんじゃねえよ
157:天之御名無主
10/10/22 18:47:29
無視しろよ
無視できない奴も荒らしだよw
158:108
10/10/23 12:15:50
>>145
なぜですか?
祟り神とかですか?
159:天之御名無主
10/10/23 13:24:39
自分、145じゃないけど、一生祀る気なかったんですか、と逆に聞きたいよw
祀るってのはアクセサリーでもファッションでもないんだよ
祀れば神が下りてくる
気が変わったから祀らないってなったら、下りてきた神が怒っても仕方ないし
神が下りてくるなんてお花畑やし、と思うのなら、そもそも神信じてないだろw
160:天之御名無主
10/10/23 15:09:58
俺も>>145ではないのだが、
祭式もよく分からずにいいかげんに祀ると、別のよからぬ霊がやって来て“なりすます”可能性があるからコワイぞっと。
てなオカルト的なことを言ってみる。
161:天之御名無主
10/10/23 18:55:38
祀るって行為がオカルティックでスピリチュアルなものだから、神はいるものとして考えるべきだよな
だから、神は祀らなくなったら当然怒るし、神の声を聞けない奴には悪霊のなりすましも見分けられない
そう考えるのが普通だろ
人間だって招いておいて、気が変わったからと邪険に扱ったら怒るだろうにw
>>108はまず宗教が何かから学んだ方がいい
162:天之御名無主
10/10/23 19:23:24
祀るって行為がオカルティックでスピリチュアルなものだから、神はいるものとして考えるべきだよな
だから、神は祀らなくなったら当然怒るし、神の声を聞けない奴には悪霊のなりすましも見分けられない
そう考えるのが普通だろ
人間だって招いておいて、気が変わったからと邪険に扱ったら怒るだろうにw
>>108はまず宗教が何かから学んだ方がいい
163:天之御名無主
10/10/23 20:37:54
>>158
あのなー
ディオニューソスはバリバリに祟る神だぞ
そんなんも知らんで祀るつもりだったのか
164:天之御名無主
10/10/23 20:39:11
「妬む神」とか祀ってる人達より安全!
165:天之御名無主
10/10/23 20:51:06
>>108はとりあえず一週間ぐらい適当な山に篭って修行しろ
今年は熊害が酷いようだがアルテミスの加護を願ってなんとか乗り切れ
166:108
10/10/23 20:59:27
>>164
サンクス
>>163
とりあえず、本とかネットで読める文献とかは読んだ。
祟る神といっても日本の崇神天皇とかととちがって
年に一回の無礼講てきなまつりだろう
牛刀を振り回したおっさんは神々への不敬だろうし、
ペンテウスは従兄弟なのだから、もし王位継承権とかがらみで考えるならば
血筋だけでなら王位継承権の順位が上になる従兄弟への対処はもっと
考えておこなうべきだったろう。
>>159 >>161
とりあえず、お前らは神がどっかから飛んでくるものと考えてる。のは分かった。
おれにとってのディオニューソスはニーチェ的な「生の根源」なのよ
167:天之御名無主
10/10/23 21:52:44
>>166
なにか哲学に過大な期待を持っているようだが
哲学者ぐらい迷信深い連中はそうそうおらんぞ
168:天之御名無主
10/10/23 22:09:22
>>167
線文字粘土板の本も読みました。
哲学者はわたしも胡散臭いと思っていますが
ニーチェは線文字粘土が発掘される数十年前から
アポロ的なものこそが虚構というのを探り当てていたのがすごいと思います。
169:天之御名無主
10/10/23 22:10:04
>>167
×迷信深い
○妄想が激しい
じゃね
170:108
10/10/23 22:18:21
>>165
冬山の装備がない。
凍死したくないのでことしは無理。
それに、西日本の田舎なので山も低く
里山を管理する農家のおじさん、老人の登山サークル
ツーリングのおにいちゃんとか、とにかく人が多いので
仙人修行などで山にこもるなど無理
後ろに陸自のレンジャーとかひそんでいたり、
いや、マジで
171:天之御名無主
10/10/23 23:29:42
みんな素人にわかりやすく教えてくれてるんだろうに読解力ないな
172:天之御名無主
10/10/24 01:20:50
祀りたいとか祟るとかオカ板行けって感じ
173:天之御名無主
10/10/24 09:08:01
171 名前:天之御名無主[sage] 投稿日:2010/10/23(土) 23:29:42
みんな素人にわかりやすく教えてくれてるんだろうに読解力ないな
↑ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
じゃあお前は玄人なんだよな ↑
|
まったく分かりやすくないですね。ディオニューソスを祀ってなにがいけないのでしょうか?
とくに >>159 >>161 君たちどういう人?
最近の民俗学の専門家とはこういう奴らなわけ?
174:天之御名無主
10/10/24 13:31:27
>>172
いってもここと同じ答えが返ってくるだけだから二度手間かける必要は無いよ
175:天之御名無主
10/10/24 13:44:32
>冬山の装備がない。
つゴザ袋→枯葉を詰める→人間も入る→ぬくぬく
176:108
10/10/24 14:10:42
だから、人が多くてそんなことできない
他人の所有してる山とか国立公園でそんなかっこうしてたら警察へ連れて行かれる
177:天之御名無主
10/10/24 16:06:59
>>173
ほんと読解力ゼロだね
「みんな」って書いてあるだろ
「お前」じゃなく、レスしてる「みんな」が108に比べりゃ玄人ってこと
108以外はみんな神話学として妥当な発言してるじゃないか
その違いがわからないなら、108は素人ってことでも仕方ないだろ
なんでそれにキレるのかがわからん
祀るのは宗教、ここは学問としての神話学板
最初から板違いなんだよ
178:160
10/10/24 19:12:29
とりあえず俺は神話や民俗に興味があるだけのずぶの素人なんだが、
例えば>>166など読むと
> 祟る神といっても日本の崇神天皇とかととちがって
崇神天皇はオオモノヌシだかに祟られた人であって、タタリ神ではない。
祟るのは讃岐院こと崇徳天皇(上皇)では?
> 年に一回の無礼講てきなまつりだろう
ディオニュソスの神話からは、牛や赤ん坊を生け贄に捧げ、祭祀者が自らの体をナイフで切り裂き、祭祀王すら殺されて食われるという原初的な激しい信仰形態が窺われるが、こんなの「無礼講」で済むレベルか?
> おれにとってのディオニューソスはニーチェ的な「生の根源」なのよ
で、ニーチェはそんなディオニュソスを「祀りましょう」なんて言ったのか?
と、このくらいの疑問は沸く。
179:天之御名無主
10/10/24 19:45:20
>>178
全面的に同意だよ
ずぶの素人を名乗る160でも玄人に見えるくらい108は素人ってことだろ
ディオニュソスの祀りをやろうかって奴が山籠もりしたら警察に連れていかれるからいや、っておかしいだろ
しかも祀りは儀式を全部無視してワイン飲んで戯曲見るくらいでお茶濁そうってことだろ?
だったらディオニュソスはただのモチーフじゃん
それは祀りじゃなく、ただのイベントだよ
日本におけるクリスマスやハロウィンと一緒
あれを祀りと呼ぶ奴はいない
しかもよりにもよってニーチェw
180:天之御名無主
10/10/31 16:45:22
toroiaの馬鹿のおかげで人稲えな
神話好きを去らせるとはtoroiaのtwitterは罪が重いな
181:天之御名無主
10/10/31 21:59:28
アポロードロスの作品とヒュギーヌスの作品の違いを教えてくだしあ
似たような位置づけと思っていたけど、ヒュギーヌスを参考文献に上げている書籍が少ないことが不思議でなりません
ギリシャ語で書かれてないと胡散臭いの?
182:天之御名無主
10/11/01 01:43:01
アポロードロスの作品とヒュギーヌスの作品の違いを教えてくだしあ
183:天之御名無主
10/11/01 15:23:48
ともかく『西洋古典学事典』を買って読め!!!
184:天之御名無主
10/11/04 20:39:11
黙れゲイ!!!
185:天之御名無主
10/11/04 21:13:42
>>183-184
頼むからよそでやってくれよ
荒らしをスルーできない奴も荒らしだよ
てか、誰か>>181に答えてやれよw
俺は興味ないからスルーするけどw
代わりに違うネタ振っておく
もともとペルシアのミトラがなんでギリシアやローマでもあんだけ支持されたか誰か知らない?
キリスト教とローマの国教の地位を争ったほどの勢力があったらしいんだが
知ってる奴いないかな?
186:天之御名無主
10/11/05 10:40:45
ギリシア神話って海の扱いが不遇だな
一番上の神様筆頭に化け物がうようよいるわ、魔女がやたらいるわ
航海も最高の技術者に作らせて神の加護を得てやっとなんとか成功するレベル
並の船だとまず一回は沈む
なんでこんなに海嫌いなん?
187:天之御名無主
10/11/05 21:46:09
それが当時の航海の現実だったからだろ
とにかく航海が困難で、並みの船だとまず沈む
きっと化け物や魔女がうようよいるからに違いないって発想だよ
要するに当時のギリシア人は航海技術が拙かったんだね、ってことを読み取ればいいじゃないかと
188:天之御名無主
10/11/06 00:43:00
いやそれはちとおかしい
古代ギリシアの暗黒時代の一因として「海の一族」の広域略奪が示唆されてるじゃん
ギリシア人の航海技術 だけ が拙かったんじゃないの?
189:天之御名無主
10/11/06 04:17:02
ギリシアは航海盛んだったろ
まず沈むってのは言いすぎにしろ、前近代の船乗りは死の恐怖と隣り合わせ
舟板の一枚下は地獄 ってのは日本の船乗りも言ってたわけで
むしろ航海している船乗りたちの実感が投影されてるんだろ
より航海技術が進んだ大航海時代の船乗りたちも海の怪物とか信仰したり「目撃」してたぞ
それが消えるようになったのは、比較的最近のこと
ただし、目撃例の現象の原因は、海洋表面の蒸気などに因る光学的錯覚が、船の巨大化に伴って減っただけともいわれる
恐怖が原因にしろ、本気で海の上に映像が浮かんだにしろ、ギリシアの船乗りたちは「怪物」に怯えながら航海してたんだろう
190:天之御名無主
10/11/06 12:56:06
>>181
アポロドーロスの方が神の系譜に沿った物語として筋立てがあり、内容が詳しい。
ヒュギヌスは雑多な神話群をみつくろってまとめたって感じ。
文章もヒュギヌスは稚拙で文学の素養もない。時代の古いアポロドーロスが尊重されるのは当然
191:天之御名無主
10/11/06 23:06:05
>.リアル知り合いにここのことを知られた。「掲示板でいじめられているんですね」といわれた
>「でもふだんそのあたりで話している感じで掲示板に書いたら、そりゃたたかれますよ」ともいわれた
中学生かおまえ
192:天之御名無主
10/11/07 00:21:27
>>185
とりあえず、キリスト教と争うほどの勢力だったというのは間違い。
エルネスト・ルナンがそう言って以来有名になったが、現在では、
女性を完全に排除し男性軍人くらいしか入信できなかったミトラス教がローマを支配できたとは考えられていない。
193:天之御名無主
10/11/07 00:54:14
>>192
「男性軍人くらいしか入信できなかった」と言うのもやや語弊があるような。
実際には、男性なら誰でも入信できたはずで、しかも軍人の間で広まったことで属州にも広範に浸透し、軍と深い繋がりのある有力商人・市民層にも受け入れられた。そして軍人の公的性格から、一般宗教とは共存的な関係を保った。
そういう訳で、キリスト教側はミトラス教をかなり敵視していたらしい。
194:天之御名無主
10/11/07 01:52:09
>>192-193
thx!
見解の違いはあるみたいだけど、キリスト教に匹敵するくらいの勢力があった、ってことではあるんだろうね
195:天之御名無主
10/11/07 02:50:13
>>190
そうなんだ。ありがとん。
196:天之御名無主
10/11/07 03:02:46
>>194
勢力があったのかどうかは微妙なところ。
キリスト教はグノーシス主義や現在異端とされている宗派のほうをはるかに敵視していたわけで。
197:天之御名無主
10/11/07 19:19:13
>>196
勢力はあったと思うよ
クリスマスの12月25日って日付もミトラの冬至祭の日だよね
キリスト教がミトラ教信者の取り込みを意識してたことは事実だろう
無視できる規模じゃなかったってことだと思う
198:天之御名無主
10/11/07 20:20:49
>>196
グノーシス主義やキリスト教異端派を敵視していたのはもちろんだが、それはキリスト教が国教化されて自らの正統性を内部で争いあうようになってから激しくなった側面もあるように思う。
異端派などはむしろキリスト教本体の勢力伸長に伴って教勢が拡大した節があるし、現にアリウス派などは公会議で異端とされた後もゲルマン地域で100年以上勢力を保った。
キリスト教とミトラス教の対立はそれよりかなり前、キリスト教国教化前からのもので、その頃のキリスト教にとってはいわば体制的なモノすべてが敵であった。
そして国教化に至って立場が逆転し、非キリスト教弾圧の流れの中で、ミトラス教も迫害された。キリスト教徒自身が徒党を組んでミトラス教の礼拝所を襲撃するということもあったらしい。
ともかく、キリスト教国教化以降、ミトラス教が急速に衰えたのは事実のようだ。
199:天之御名無主
10/11/07 21:26:46
グノーシス異端はほぼ原始キリスト教の発足と同時期に正統派の頭を悩ませてきた問題だろ。
ヨハネの手紙の中でもヨハネ教団の中にグノーシス的思想にかぶれた分派が現れて教団を離脱していあった記録が残されてる。
トマス福音書にしても成立は共感福音書と同等に古いと言われてる。
200:天之御名無主
10/11/07 21:31:31
グノーシスで思い出したが、11月に岩波からナグ・ハマディ文書全4巻の別巻がでる。
グノーシスがシンクレティズムの中で変容した過程におけるいろんな文書が訳出しされるらしいから、
ひょっとしてエジプトから発掘された『マニの福音書』や『ケルンのマニ写本』、カタリ派の『二原理の書』も訳出しされるかもしれない。
201:天之御名無主
10/11/07 21:35:21
排他的独善的な癌細胞キリスト教が天下とった時点で、
異端グノーシスだろうが古代異教・ミトラスだろうが等しく根絶潰滅させられ表面から一掃される運命
202:天之御名無主
10/11/08 02:59:06
>>197
クリスマスがミトラス教起源というのはよくいわれる俗説だけど、
「太陽神」の誕生日ではあってもミトラス教自体の祭日かどうかは議論がある。
以下に、クリスマスの起源を含めた「ミトラス教に関する俗説」に対する反論があるので参考に
URLリンク(www.ceisiwrserith.com)
203:天之御名無主
10/11/08 14:43:42
>>201
笑ったw
確かに非寛容過ぎるよキリスト教w
>>202
確かにいろんな説があるよな
クリスマス自体が25日と世界的に決まってるわけでもない
北欧ではユールの祭りから転用されたことは明らかなわけで、ミトラではないよね
ただ、ミトラが全く無関係ってこともないと思うよ
204:天之御名無主
10/11/10 02:08:32
【映画】The Eagle【サトクリフ】
スレリンク(cinema板)l50
ローマ時代の映画です
公開未定ですが古代ローマお好きな方は是非
205:天之御名無主
10/11/13 06:41:03
ナッちゃん、心から愛してま~す!!!
206:天之御名無主
10/11/13 20:56:56
山本書店から出版され、現在絶版で入手不可の「エウセビオスの教会史」が、
講談社学術文庫で上下2巻本で復刊されとる。
URLリンク(shop.kodansha.jp)
207:天之御名無主
10/11/14 10:54:21
その本はギリシア・ローマ神話と関係があるのか?
208:天之御名無主
10/11/14 15:46:25
Wikipediaで月下薄氷さんの執筆をストーカーしてた頃は楽しかったなあ
この人のブログなんかさがしてみたけど、わかんなかった
どうしちゃったのかな
ここ見てたらカムバックお願い!
209:天之御名無主
10/11/17 15:48:53
ギリシア神話で今の世界が五番目の世界だって話あったよね?
あの出典ってどこだっけ?
知ってる人いたら教えて
210:天之御名無主
10/11/17 18:46:35
>>209
ヘーシオドス作の、『仕事と日(々)』
211:天之御名無主
10/11/17 19:42:24
オルフェウス教神話じゃないの?
212:天之御名無主
10/11/17 19:49:38
黄金・白銀・青銅・鉄で現行は鉄の時代だから4番目だろ
213:天之御名無主
10/11/17 21:16:23
時代というか人間の種族で、『仕事と日』にある人間の「五世代」説。
黄金の種族・白銀(しろがね)の種族・青銅の種族・英雄(ヘーロース)の種族、が、
順次現れては消滅していって、現在は「鉄の種族」の時代。
214:天之御名無主
10/11/18 00:09:34
オルペウス教の神話には主神の交代による世界のサイクルが解かれていて
完全数の六番目のディオニソスで完結する。
今は五番目のゼウス。
ってのがあるから、そっちの方の可能性もあるよ
文庫クセジュのオルフェウス教参照
215:天之御名無主
10/11/18 05:11:05
『西洋古典学事典』が、やはり受賞しましたね。
当然だと誰もが思っていることでしょうが、古代ギリシア・ローマに関して知るには、
この事典にまさる書籍は皆無ですから。
ギリシア神話に関しても出典・系図など完璧だからね
216:天之御名無主
10/11/18 05:40:36
そのとおりですネ
217:天之御名無主
10/11/18 11:02:22
>>214
多分>>209が聞きかじっていたのは、
より一般的に語られる事の多い、仕事と日の方だろうと思うけどな。
オルペウス教義の変遷主神6神って、
ウラノス・クロノス・ゼウス・ディオニュソスと、あと2神は誰だっけ?
218:天之御名無主
10/11/18 14:15:54
>>210-217
おお、さっそくこんなに情報が!
有難う!
たぶん自分が読んだのは>>213の部分
だから、「仕事と日」だったんだと思う
でも、オルフェウス教にもあるんだな
そっちは知らなかったから、ついでに調べてみる
助かったよ~有難う~
219:天之御名無主
10/11/20 12:39:47
ろーま
220:天之御名無主
10/11/20 18:11:26
ろーまってひらがなにすると可愛いなw
DQNネームでありそうw
神と書いてゼウスとか読ませる親とかいるんだろうかwww
221:天之御名無主
10/11/22 03:47:36
>>215
京大出版会に誤植一覧がアップされてたけど、16ページも!
ちょっと多すぎ。買った人かわいそう。
222:天之御名無主
10/11/22 21:08:41
もはや乱丁のレベル。
なっちゃんざまあ(笑)
223:天之御名無主
10/11/22 22:10:51
さーて乱丁が直された完全版の第2版を買って、なっちゃんに自慢でもするかな~
224:天之御名無主
10/11/25 22:52:45
誰か時間のクロノスについてkwsk頼む
225:天之御名無主
10/11/25 23:45:17
>>141
ヘロドトスではマルドゥクをゼウスに同定してるな
226:天之御名無主
10/11/27 01:52:32
>>224
いわゆるティターンのクロノスとは関係なく前6世紀頃の哲学者である
シュロスのペレキュデスが自己の哲学的宇宙観を表現するために用いた神名。
ちなみに、ヘシオドスもアポロドーロスもヒュギヌスも「時の神としてのクロノス」には言及しておらず、
ペレキュデス独自の創作であるとされている。
ペレキュデスは『七つの奥所(ヘプタミュコス)』という10巻からなる神統記を書いたことで知られるが、
当然ソクラテス以前の存在である彼の著作は全て散逸し断片しか残っていない。
断片の全ては岩波から出ている「ソクラテス以前哲学者断片集」第1巻に収録されているから参照しなさい。
参考までに断片の一つを挙げると、
「ペレキュデスは、ゼンとクトニエとクロノスを原理であると言っている。ゼンは天空のこと。
クトニエは大地のこと。クロノスは時間のことである。そして、アイテールは作用を及ぼすもの、
大地は作用を受けるもの、時間は生成物がその中で生成するところのものである。」とある。
つまりオリュンポスの神のような明確な人格神というより、宇宙生成の原理の擬人的表現として
クロノスと言う表現を用いたのだろう。
227:天之御名無主
10/11/27 11:46:17
>>226
thx
228:天之御名無主
10/12/04 23:32:00
ギリシア哲学の泰斗・岩田靖男さん焼身自殺
スレリンク(bread板)
229:天之御名無主
10/12/10 20:52:58
ちょっと質問
ヘラがゼウスの浮気相手を罰するのは結婚の女神として自らの領域を侵す者に対する当然の措置、
ただしゼウスは最高神なので浮気相手のように罰したりはしないって解釈をする人がいるよね?
だけどさ、アスクレピオス然り神の領域って犯したら問答無用で罰せられるものじゃないの?
少なくともゼウスは浮気をする事によってヘラの領域を侵してるわけだし。
それとも神の領域って権力さえあれば簡単に踏み侵していいものなのか?
ありえないけど、もしアスクレピオスにハデス以上の権力があれば死者を蘇らせても罰せられなかったって事?
230:天之御名無主
10/12/11 07:42:01
神の行動と人間の行動じゃ全然違う。それだけ。
231:天之御名無主
10/12/12 12:15:57
ということはアスクレピオスも死後神として祀り上げられて以降は死者蘇らせ放題なわけか
232:天之御名無主
10/12/12 14:46:11
上げろアホ
233:天之御名無主
10/12/12 22:04:09
>>149
亀だけど、1)は更に二通りに分けられるぞ
一つはヘパイストス(鍛冶神)とウルカヌス(火山神)のように全く異なる機能や起源の神が同一視されたパターン、
他にもアテナ(ギリシャの守護神)とミネルヴァ(工芸神)、ポセイドン(地震の神)とネプトゥヌス(水神)、
アフロディーテ(イナンナ起源)とウェヌス(庭園の神)、ヘルメス(主に伝令神)とメルクリウス(主に商業神)などがある
もう一つはゼウスとユピテル、ヘスティアとウェスタのように同一起源の神が一旦別々に別れたものの再び再統合されたパターン
ヘラとユーノー、アレスとマルス、デメテルとケレスはどっちなんだろうな
234:天之御名無主
10/12/12 22:18:10
>>233
>ヘラとユーノー、・・・・・・
前者。
後者の「もう一つは」の方に入るのは、その2組ぐらいのもの。例外に近い。
235:天之御名無主
10/12/13 00:20:41
>>1
何でこのスレから、どさくさ紛れに火事場泥棒的にローマ神話までくっつけたのかな。
せっかくギリシア神話だけのスレがパート4まで、それもレス番号950まで来てたんだから、
システム的に使えなくなったスレの後継なら、ギリシア神話だけの5にすればよかったのに。
それともこのスレは、ギリシア・ローマのどちらかの神話だけを語ってはいけない、
ギリシア・ローマの神話の両者ともに関係する話題だけの、独自スレかな。
このスレで暫定的に、ギリシア・ローマの片方だけでも自由に語っていいとするならば、
次スレ立てからは以前のように、ギリシア神話とローマ神話の2本立てに分けて欲しい。
両者の関連といっても、ギリシア神話→ローマ神話の一方通行だけの影響で、
ローマ神話→ギリシア神話の方向の影響なんて、殆どないのだから。
236: ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
10/12/13 00:42:20
ドッカーン!
(⌒⌒⌒)
|||
_____
/::::::::::::::::::::::::::\~プーン
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\~プーン
|:::::::::::::;;;;;;|_|_|_|_|~プーン
|;;;;;;;;;;ノ∪ \,) ,,/ ヽ~
|::( 6∪ ー─◎─◎ )~
|ノ (∵∴ ( o o)∴)~
| ∪< ∵∵ 3 ∵> ムッキー!
\ ⌒ ノ______
\_____/ | | ̄ ̄\ \ カタカタカタカタカタカタカタカタ
___/ \ | | | ̄ ̄| カタカタカタカタカタカタカタカタ
|:::::::/ \___ \| | |__| カタカタカタカタカタカタカタカタ
|:::::::| \____|⊃⊂|__|__/ / カタカタカタカタカタカタカタカタ
|:::::/ | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄〕
237:天之御名無主
10/12/13 04:30:36
>>234
うーん、ヘリオスとソルなど十ニ神を除けばまだいる感じはするけどね
とりあえずヘラ、ユノ、アレス、マルス、ケレス、デメテルのルーツってわかる?
ギリシャやローマに伝わる経路だけじゃなくて、どこでその神が作られたかまで
238:天之御名無主
10/12/13 21:36:45
ただでさえ過疎なんだから別ける必要ねえよ
239:天之御名無主
10/12/21 08:24:03
>>237
対応するローマ神と同一起源のギリシア神は、ゼウス・ヘスティアー・太陽・月・曙、位じゃないかな?
ディオーネーとディアーナも同一起源だが、ローマのディアーナはギリシアのアルテミスと習合した。
ヘーラーは、ギリシア本土土着の原住民起源の主女神の一人。元々ゼウスの妻ではない。
デーメーテールは、ヘーラーと同様。
アレースは、トラーキア地方の起源で、ギリシア民族への新来伝播神。
この3神は、役処が似ているローマ神に対応させられたのであって、起源自体はローマ神とは別。
240:天之御名無主
10/12/23 19:19:48
アレスとマルスの役割って似てるか?
扱いだって全然違うし、軍神って所しか共通点がない
そもそもマルスって元はエトルリアの農耕神だろ
241:天之御名無主
11/01/01 00:37:47
マルス=アレス=ヘラクレス=火星
URLリンク(www.youtube.com)
242:天之御名無主
11/01/01 15:23:34
>>204の予告トレイラー
URLリンク(www.youtube.com)
243:天之御名無主
11/01/07 22:12:55
トロイ戦争が舞台、無双シリーズ最新作『TROY無双』発売日決定
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
URLリンク(www.gamecity.ne.jp)
244:天之御名無主
11/01/07 22:36:23
>>243
ヘクトルとアキレウスの追いかけっこが再現できるなら買う
245:天之御名無主
11/01/07 23:41:45
アキレウスとパトロクロスのBLゲーきぼんぬ
246:天之御名無主
11/01/09 21:54:26
>>141
ベロッソスはその著作の中でヘロドトスと同様、前代の神々の王エンリルをクロノスの名で置き換え、
最高神マルドゥクに相当するものとしてゼウスの名を使っている
247:天之御名無主
11/01/15 02:40:52
アルテミスって小アジアじゃ何て呼び名だったの?
乳いっぱい付けた像あるけど
248:天之御名無主
11/01/15 20:30:08
エフェソスのアルテミス信仰はアナトリア土着の太母神キュベレと習合したもの
249:天之御名無主
11/01/18 21:32:04
それにしてはその名残というか関連性のある神話が無い様な
熊や動物と関係があるアルテミスと クババの息子アッティスの去勢神話、符合する要素や属性が希薄に感じる
クババ像にエフェソスのアルテミスみたいな乳と動物マンダラの様な立像はないし
じゃアポロンのアナトリアでの名前は?
250:天之御名無主
11/01/19 23:55:55
キュベレイには4月4日~10日のメガレシア祭ってのがあったろ
251:天之御名無主
11/01/21 22:32:51
エフェソスのアルテミス像のアレは乳以外の説もあり、権威ある学者でも確定できない
卵や葡萄、ガルス(地母神に仕える去勢した男性信者)の奉納物(金玉)、生贄の牛の睾丸などの説がある
252:天之御名無主
11/01/21 23:16:44
>251
睾丸説くらい知ってるぜ
知りたいのはアルテミス元の呼び名だ ギリシャ読みだと原語から大きく逸脱した発音に表記されるだろうし
アマゾーンが信奉したのがアルテミスだとしてあいつらはテルモードーン川、今のテルメ川に都を持ってたそうだが
やはりアナトリアっぽい響きの名で呼ばれてたと思うのだ あの辺りはカシュカ人の領域で
アマゾーンが一年に一度、ガルガレイス族と交わることを許されたという伝説があるが
アルテミス=キュベレとなるエピソードに乏しいしアルテミス=シャウシャカ(イシュタル)に習合する関連性もなさ毛だから
エフェソスの神殿もアマゾーンが建てたって説もあるそうじゃまいか
253:天之御名無主
11/01/27 23:48:27
最近ギリシャ神話に興味を持ち始めたんだけど、
何かお薦めの本とかある?
出来ればビジュアルや写真はなくていいから、
読みやすくて詳しく書いてるやつを希望。
254:天之御名無主
11/01/28 06:06:00
アポロドーロス
255:天之御名無主
11/01/30 01:51:00
ギリシア神話アトレウス王家をベースにしたフリーゲーム
おまけでお薦めの本を紹介してた
URLリンク(www.ray-software.net)
256:天之御名無主
11/01/31 01:22:03
>>253
ヘシオドスの「神統記」が読みやすいんじゃないかと
岩波文庫で翻訳あるし
257:天之御名無主
11/01/31 13:48:50
>>253
○呉茂一著 「ギリシア神話 上・下」 新潮文庫
○ヘシオドス著 「神統記」 岩波文庫
258:天之御名無主
11/01/31 22:42:59
>>256
>>257
レスどうもありがとうございました。
「ギリシア神話 上・下」と「神統記」を
読んでみることにします。
259:天之御名無主
11/02/01 15:14:08
>>257
この辺は「必読の書」ではあると思うが、決して読みやすくはないな。
もっと他に「初心者向け」の良書はないもんかなあ。
260:天之御名無主
11/02/01 18:24:30
初心者ならオウィディウスの『転身物語』あたりが入りやすくはあるんじゃない?
聞いたことあるようなエピソードがかなり網羅されてるから、そこから気になったエピソードについて調べるのがいいと思う
ただ、訳本もう絶版になってたかもしれない…岩波文庫ならあると思うけど
261: [―{}@{}@{}-] 天之御名無主
11/02/01 20:01:43
それを出すと、「ギリシア神話とローマ神話は違う」と曰う輩が・・・
262:天之御名無主
11/02/01 21:04:38
>>259-261
でも呉と神統記は、無味乾燥なアポロドーロスよりもは読み易いだろうし、
アポロドーロスよりは先に読んでおくべき必読本だよ。
そして転身とブルフィンチは、枝葉物語群っぽくて、
ギリシア神話の本流全体世界をつかめない本だと思う。後回しでいい。
ごく初心者が楽しく読めて全体像がつかめるのは、漫画だけど、
里中満智子著『マンガギリシア神話1~8』中央公論新社版か中公文庫版。
263:天之御名無主
11/02/01 23:47:57
>>262
初心者はまずギリシア神話の「大枠」をつかむ必要があるんだが、呉も神統記もその大枠自体は理解した上でないと分かりにくいと思うよ。初心者がいきなり手にとって、読みこなせるとは思えないな。
転身とかブルフィンチは欧米文学の素養としては意味があるけど、ギリシア神話そのものを知りたいという人には不要かな。
漫画だとイメージがつき過ぎてしまうという嫌いはあるが、里中満智子のは良さそうだね。
264:天之御名無主
11/02/02 00:00:23
そういえばダフネがセンター試験に出たことがあったな
2009年の追試だったが…
265:天之御名無主
11/02/02 01:19:46
神統記のどこが分かりにくいというのだ
普通に読める内容だよ
そもそもこうした古典の大枠がギリシア神話だろう?
現代人の解釈が介在したリライト読むより、最初から古典読んだ方がいいよ
266:天之御名無主
11/02/02 02:00:57
自分は呉も神統記も、初めて読んだのは中学生の時。中学生でも読めるよ。
内容の詳しさや文体が気に入り、初めからとても楽しく読み進む事ができて、
中学生時代だけでも、何回となく繰り返して読んだものだった。
まあ小学校時代迄には絵本に始まり、山室静やら岩波少年文庫の野上弥生子ブルやらの
ギリシア神話の児童書を数冊は色々読んでいて、
それらではもの足りなく欲求不満だった、という下地があったけどね。
267:天之御名無主
11/02/02 22:58:39
>>266
> まあ小学校時代迄には(中略)下地があったけどね
その下地があるから、中学生でも読めたんだよ、やっぱり。
俺自身も山室静でいい下地が出来ていたから、呉も神統記も読めた。
で、初心者に勧めるべきは、そういう「下地用」の良書でないの? というのが俺の考え。
今、手に入り易いもので、そういう感じのはないのかなあ、と。
268:天之御名無主
11/02/02 23:14:12
>>267
自分はいきなり呉から入ったよw
小学校の時
当然、難しかったけど、それでも面白かった
回りの神話好きも呉読んでたから、小学生でも興味あれば読めると思う
呉でわからなかったところを他の本探して補完したりしてたな
そういうわけで、下地用は必ずしも必要ないというのが自分の考え
まず呉や神統記にチャレンジしてみて、わかんなかったとこだけ再話物で補完すればいいと思う
269:天之御名無主
11/02/03 00:13:22
>>267
山村静の本は、児童書以外では、社会思想社の現代教養文庫の、
『ギリシャ神話-付北欧神話』が有名だったと思うけど、多分現在は絶版。
ギリシア神話関連の良書は、新刊書店の書棚から消えるのが早いものが多いので、
「今、手に入り易いもので、」、と限定するとなると、ますます少ないだろうな。
>初心者に勧めるべきは、そういう「下地用」の良書でないの?
呉・神統記の方向じゃなくて、もっと易しい?入門書でだと、
里中満智子の漫画(高くなるけど文庫よりハードカバー版がお勧め)の他には、
・木村点著『早わかりギリシア神話』日本実業出版社\1575、はいかがでしょうかね。
270:天之御名無主
11/02/03 05:58:24
社会思想社のは再販されてないのか!
ゲームの関係で神話は結構メジャーになったのにな
素人のライターが適当に書いたムック本で神話わかった気になってる読者が多すぎるのは残念だね
271:天之御名無主
11/02/03 08:02:49
いきなりイーリアスから入るのもいいんでない?
古代ギリシア人は何で学んでたんだろう?
272:天之御名無主
11/02/03 09:18:27
>いきなりイーリアスから
ありだと思う
下手に読みやすいの読んじゃうと、それで全部って思ってしまうから、ちょっとくらい意味わからん部分が残った方がいいよ
わからなかったら、他の本で調べてみようって思うし、他の本見たら内容が微妙に違うことにも気づく
神話って小説と違うんだなって実感はそういうところから得られるんだと思うし
たまに質問サイトとかで、ギリシア神話の作者は誰ですか、って質問見かけるけど、そういう人って再話物しか読んだことないんだろうなって思う
分かりやす過ぎる本読んで、神話の意味を知る機会を失うってのももったいないじゃん
>古代ギリシア人は何で学んでたんだろう?
古代ギリシア人は日常に神話が溢れてたんじゃない?
夜空見ても神話の世界が広がっているし、演劇見ても、日常の会話の中にも神話のエピソードは出てきただろうし
自然に身についていったんだと思う
273:天之御名無主
11/02/03 11:20:07
そもそも古代ギリシア人にとって神話とは何であったのか、ってのが素人には分かりづらい。
いやもちろん当時のミュートスって言葉は、創作物語や実話(事実の報告)から、普通の弁論、果ては内心の思考までを含む色んな意味がごたまぜになった言葉であって
「神話」ってカテゴリは、比較的あとの時代の概念だってことは踏まえた上で、現代人が「ギリシア神話」と呼んでいる物が何だったのか。
例えば、ホメーロスはトロイア戦争の数百年後の「詩人」だということは、当時のギリシア人も認識していたはずなのに
イーリアスやオデュッセイアは彼の創作物だということは認識、単なる文学作品ではなく、神学的議論の際にその文面が参照されるような権威あるテクストだったらしいし。
ヘシオドスはムーサによって与えられた霊感により、神統記を歌ったとあるが、これはどのような意味で当時の人間に捉えられたんだろう?
一種の神の啓示による「真実性」が与えられた経典のようなものという認識だったのかどうか。
じゃあより創作性の高いギリシア悲劇はどうなのか?ただの文学作品という認識だったのか?
前近代においては、歴史書を書くことと歴史物語を書くことの区別は曖昧だった(峻別されている現代でさえ、「司馬史観」なんてものが跋扈したりする)が
祭りの中で毎年創作され、その芸術性を競っていたギリシア悲劇はどうなんだろう?
「ただの文学作品」だったのなら、ギリシア悲劇を「ギリシアの神話」と認識することは正統なんだろうか?
オルフェウス教文献は、「ガチ」で信じられていたとしていいんだろうが、それを偽作した人間に「自分は捏造してる」って意識があったのか、それとも偽作することでさえ敬虔な信仰に裏付けられていたのか。
ローマ神話も「変身物語」とか、ローマ人はどういう位置付けで捉えていたのか。
とか、学術論文もたくさんあるんだろうし、このスレの詳しい人にとっては常識なんだろうが、俺みたいな浅い人間にとっては謎だらけだ。
274:天之御名無主
11/02/03 17:19:27
>>271
>いきなりイーリアスから入る
のがアリなら、結局のところ必読書に分類されるようなものならどれから読んでも一緒ってことにならないか?
まあ、そういう方式で行くならとりあえずは岩波文庫のギリシャ神話系の本を次々読み進めるのが予算的にも入手難度的にもベターだと思う
275:天之御名無主
11/02/03 17:25:03
>>271
>いきなりイーリアスから入るのもいいんでない?
そういう観点からならば、
神々中心よりも人間中心の大作である、『イーリアス』・『オデュッセイアー』から入るよりも、
文量の少ない『神統記』・『仕事と日』から入る方が、ずっといいと思うな。
ホメーロス作品よりもヘーシオドス作品の方が、入手しづらいというハンデがあるけど。
276:天之御名無主
11/02/03 20:02:22
>必読書に分類されるようなものならどれから読んでも一緒ってことにならないか?
その通りだと思うよ
初心者向けの本って、専門的なの読むのしんどいよ、って人向けだろ?
別に初心者が必読書を読めないわけじゃないし、読めないほど難しいものでもない
神話なんてお話だからねw
学術論文じゃないんだから、堅苦しい言葉が使ってあるわけじゃない
現代人にはピンとこない風習などがあるから、そこがわからなかったりするだけで
だから、岩波文庫からいきなり入っても全然OKだと自分は思ってるよ
277:天之御名無主
11/02/03 20:38:26
>>274・>>276
>どれから読んでも一緒
ではないと思うな
それは今現在までにすでに何冊も読み進む事ができた人の感慨論結果論
初心者にとって後々への良い影響や
2冊目以降に読み進む意欲が挫折しないで繋がるかどうかを考えて
まとも本の中では真っ先に読むといい1冊は何か?という問題だろう
たった1冊なら「呉の文庫の上巻」を推しますw
ギリシア神話に興味を持ち始めたいい大人になら
面白くなかったり難しすぎたりって事はないと思う
278:天之御名無主
11/02/03 21:07:56
>>271
神話が「遠い世界のお話」じゃない時代なんだよなー
なんだかうらやましいようで恐ろしい
279:274
11/02/03 22:54:38
>>277
いや、>どれから読んでも一緒ってことにならないか?
って言ったのはどちらかというと271の>いきなりイーリアスから入る
に対するやんわりとした反論のつもりだったんだが
呉がオススメというのには同意する
280:天之御名無主
11/02/03 23:16:28
>>278
ギリシア神話の原典(の邦訳)を読んだ印象は、現代的再話で受ける印象とは違うな、だった
どっちも神々が無茶苦茶するわけだが
漫画とか現代再話の印象→神様と言ってもおかしなことしたり人間臭いな
ホメロスとか原典の印象→ああ、こいつらは人間の尺度を踏みにじってくる畏るべき神々なんだな。そういう神にリアリティを感じる世界をこの人達は生きてたんだな。
281:天之御名無主
11/02/03 23:31:42
>>280
現代的再話は「親しみをもたせよう」という意図があるから、そうなる場合が多いだろうね。
それで「ふーん、そんなもんか」となる人もいれば、より奥深い神話の世界に興味を持つ人もいる。それでいいと思う。
「いきなり古典」を無理に推し進めても、興味を持たれる前に「何だコレ、わけわかんねー」と投げ出す人続出で、「そんなもんか」程度の理解にも至らない結果になりそうだ。
良質の再話物、解説本は大事だよ。
282:天之御名無主
11/02/04 00:24:44
そりゃ古典そのものじゃ現代では受け入れられるわけないしなぁ
機械仕掛けの神なんか現代でそのままやったら当時以上の大ブーイングだろ
283:天之御名無主
11/02/04 00:58:34
古典だといえば許されるのが現実
実際、ギリシアでは毎年ギリシア悲劇を円形劇場の遺跡で上演してるしね。
現代語訳だし、音楽も残ってないから毎年新しく音楽を作ってるしで
ギリシア悲劇の研究者が、暑くて、空気も乾いてて、陽光降り注ぐ、ぐるっと周りにある観客席のどこから見ても楽しめるように円形劇場を動き回るギリシア悲劇を実際に見たら
屋内の明かりに照らされた湿度の高い、一方行にしか客席がないステージでの演劇基準で持っていた「ジメッとした情念の世界」ってイメージが重岸ぶち壊されたらしい
実際にギリシアのギリシア悲劇演者が、日本のステージで演じたら、全然ダメで
蜷川にギリシア恐るにたらず!日本の方がギリシア悲劇上演能力は高いと評されたとか。
284:天之御名無主
11/02/04 01:38:53
映画『アレクサンドリア』
2011年3月5日(土)より丸の内ピカデリーほか全国順次公開
4世紀のエジプトを舞台に、ローマ帝国末期の混乱に翻弄(ほんろう)された
女性天文学者ヒュパティアの数奇な運命を描く歴史ドラマ。
『アザーズ』『海を飛ぶ夢』のアレハンドロ・アメナーバル監督がメガホンを取り、
たぐいまれなる知性を持つヒロインとアレクサンドリア図書館で起こった悲劇をつづっていく。
主演を務めるのは、『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズ。
ヒロインの凛(りん)とした生きざまと、異文化間の壮絶な争いは必見に値する。
配給:ギャガ
オフィシャルサイト
URLリンク(alexandria.gaga.ne.jp)
(C) 2009 MOD Producciones,S.L.ALL Rights Reserved.
285:天之御名無主
11/02/04 03:33:08
>>281
>良質の再話物、解説本は大事だよ。
高津春繁著 『ギリシア神話』 岩波新書、はどうだろうかね。
高津春繁訳 『アポロドーロス ギリシア神話』 岩波文庫、の方ではなくて。
絶版ではないようだけど、皆さん既読ですか。
何しろ新書版1冊200頁ほどだけのボリュームなので、
全体像まとめ本とは言っても、呉の10分の1以下ほどの駆け足解説だけどね。
286:天之御名無主
11/02/04 04:33:40
ディオメーデースってアキレウスより強いんだよね
だってアレスとアプロディーテーに手傷を負わしてるもんよ
287:天之御名無主
11/02/04 16:25:28
>>277
>>どれから読んでも一緒
>ではないと思うな
>それは今現在までにすでに何冊も読み進む事ができた人の感慨論結果論
まあ、そうとしか思えないのならそれはそれでいいんじゃね?
二冊目三冊目に手を出せる本を紹介したいというのは、指導者の発想だと思うしね
紹介してくれという質問に対して、その発想が必須とは思わないだけ
優しく指導したいというスタンスを否定はしないよ
大学の課題じゃないんだからさ、わかる奴だけ面白がればいいんじゃないかと個人的には思うから、再話物は必要ないってスタンスもあるって話
288:天之御名無主
11/02/05 03:04:28
世の中にはデュメジルとかからゲルマン神話やインド神話に入る人もいるくらいだからな
生物工学系の知人で
研究開発してくうちに、科学哲学や生命倫理に興味でてきたよ。
↓
科学や倫理についての現代哲学を学んでる内に古典も読みたくなったよ
↓
プラトンとか読んでるうちに、ギリシア悲劇とかホメロスとか読まないとよくわあkらない箇所が出てきたよ
↓
読んだよ。ギリシア神話についてもちょっと読んでみたくなった。知人にそういうの好きそうなヲタクの人がいたっけ
という順序でギリシア神話に興味出た人に頼まれて本を貸したことがある。
289:天之御名無主
11/02/07 22:20:19
倫理や哲学やって神話に行きつく人っているよね
自分は逆に神話から哲学行ったけど
290:天之御名無主
11/02/09 19:58:28
呉は文体も読みやすくて物語的にも純粋に面白い。
内容的にも基本情報は押さえてるし、初心者の入門用としても最適
少なくてもあまり良いとはいえないブルフィンチの古臭い訳本よりは、内容含め全てにおいて遥かに良い
291:天之御名無主
11/02/09 20:02:43
>>259
吹いたw
呉の「ギリシア神話 上・下」が、読みやすくなくて初心者用にならないって・・・
学習障害の低能児かよw
292:天之御名無主
11/02/09 23:17:30
>>291
確認なんだが、文庫版って一冊本と内容まったく一緒なのか?
293:天之御名無主
11/02/10 00:04:49
>>292
>>291じゃないけど。
呉の単行本(1冊本)・文庫本(上・下)とも、両方持っているので今確認したけれど、
ほぼ同一の内容の本と思って間違いないと思う。特に本文は全く同じ。
細かな相違点では、文庫下には単行本にはない吉田敦彦の解説が加わっている事、
文庫上にはカバー折り返しに、ごく簡単な著者略歴が加わっている事、
文庫本より単行本の方が、彫刻等の掲載写真の数が多い事、ぐらいかな。
古い上下2冊本の単行本と比べたら、新しい1冊本ではカットされた内容が少々あったらしいが。
294:天之御名無主
11/02/10 01:11:25
>>293
㌧クス
ほぼ同じなのか。
ギリシア語の地方語形だとか、比較神話学への言及だとかも漏れ無く載ってるわけね?
295:天之御名無主
11/02/10 02:17:14
>>294
全部を詳細に点検できた訳じゃないので、断言はできないが、
少なくとも本文に関しては、ほぼ同一内容のように思われるよ。
文庫本の初版発刊は呉茂一の没後2年後で、著者・著作権外者の追加・削除はないのだろう。
296: [―{}@{}@{}-] 天之御名無主
11/02/12 18:06:31
>>292-295
古い版では、一冊本、文庫本とも第八章「民間説話および史的伝説」があるが、
新しい版では、一冊本、文庫本とも最終章がカットされている。
297: [―{}@{}@{}-] 天之御名無主
11/02/12 18:10:07
あと
>ギリシア語の地方語形だとか、比較神話学への言及だとかも漏れ無く載ってるわけね?
そこまでの内容はない。
298:天之御名無主
11/02/12 22:29:15
>>296
「民間説話および史的伝説」が収録されているのは、
古い版の方(単行本で2冊本)だけなのは、図書館で読んだ事があるので知っているけど。
古い版の1冊本、古い版の文庫本、というのが意味がわからない。
古い版---2分冊の単行本
新しい版---1冊本の単行本
新しい版の文庫本---新しい版の1冊本の単行本の文庫化で2分冊
の順で発刊された3種類だと思うけど。
299:296
11/02/13 01:39:24
>>298
すみません。自分が読んだことがあるのは、1956年の二冊本と、
1994年の新装版で、1969年版の中身は確認していません。
新潮社から出ている呉茂一「ギリシア神話」は以下の通り
URLリンク(webcat.nii.ac.jp)
上巻・下巻、1956年
------------------八章を削除?-----------------------
URLリンク(webcat.nii.ac.jp)
一冊本、1969年
URLリンク(webcat.nii.ac.jp)
文庫版、上巻・下巻、1979年
-----------------------------------------------------
URLリンク(webcat.nii.ac.jp)
新装版、一冊本、1994年
URLリンク(webcat.nii.ac.jp)
改版、文庫版、上巻・下巻、2007年
こうかな?
300:天之御名無主
11/02/13 05:58:16
>>299
八章を削除?、の位置・タイミングは、それで合っているよ。
呉茂一としては、削除した新しい方が著書としての定本、だという気持ちらしい。
自分は逆に、1969年の1冊本と1979年の文庫版は初版で買ったが、
1994年の1冊本と2007年の文庫本の事は、全然知らなかった。
新装版とか改版とか言ってはいても、装丁とかが少々違うだけの事で、
内容は、1969年1冊本・1979年文庫版と、全く同じなのじゃないかな。
301:天之御名無主
11/03/06 21:13:08.58
4世紀、ローマ帝国末期のエジプト、アレクサンドリア。
そこは、真実が滅び去った場所。
【エジプト】アレクサンドリア【レイチェル・ワイズ】
スレリンク(cinema板)
公式サイト:URLリンク(alexandria.gaga.ne.jp)
予告URLリンク(www.youtube.com)
302:天之御名無主
11/03/19 20:00:36.58
マトゥサラっていくら探しても見つからないんですけど
ギリシア神話には出ないんですか
水の上を歩いたり、地下水脈が見えたり、死ぬと洪水が起こって世界が滅びたりするから水と関係があると思うんですが
303:天之御名無主
11/03/19 20:14:51.46
Mathusala=Methuselahって、
旧約聖書創世記に登場する「メトセラ」(新共同訳では『メトシェラ』)のことでしょ。
ギリシア神話とは余り関係ない。
304:天之御名無主
11/03/19 20:51:20.55
旧約聖書だったんですか
ありがとうございます
305:天之御名無主
11/03/26 18:41:28.45
吾妻ひでおのコロコロポロンはアポロンの娘だけど、
アスクレピオスがモデルなんでしょうか。
306:天之御名無主
11/03/29 06:39:21.18
>>305
ぜんぜん。
っていうかコロコロポロン見たことないだろw
307:天之御名無主
11/03/30 17:51:52.75
アポロン・アルテミスが光明神と紹介されてるのをよく見るけど
太陽神・月神とは異なる意味があるの?
308:天之御名無主
11/03/30 22:10:39.51
二人とも弓の名人。
アルテミスは仮の女神で、
アポロンは、医学、音楽の神。
309:天之御名無主
11/03/30 22:59:15.46
>>307
アポロンに関しては別名のフォエボスが「光輝く者」と解されることがあるらしいがアルテミスについてはよく分からん
ニ神並べて光明神と紹介してるならほぼ太陽神・月神としての意味でだろうと思う
310:天之御名無主
11/03/30 23:26:40.15
ついでにそれぞれ男と女の死を司る神々である
あとアルテミスはお産の神でもあるよね
通常、兄がアポロン、妹がアルテミス(でアポロンは重度のシスコン設定)になってるけど
この権能がアクティブな場合、姉アルテミス、弟アポロンになる(重度のシスコン設定に影響はないけど)
どっちが正しいのやら
311:天之御名無主
11/03/31 00:07:38.36
>>310
死の神は別にいるよ
疫病をもたらす矢を射ることはあるが死を司ってる訳じゃない
あとアポロンは予言の神っていう重要な属性もあったな
312:天之御名無主
11/03/31 06:39:44.50
カッサンドラと一発やりたいために予言の力を与えたしなw
313:天之御名無主
11/03/31 06:48:17.43
「アルテミスに撃たれて死んだ」「アポロンに撃たれて死んだ」
っていう言い方が有る以上死の神としても成立してるよ
いわゆる「死神」しか死の神として認めないつもりならそうだけど
314:天之御名無主
11/03/31 10:23:45.50
>>313
そういう言い方が許されるならギリシャの神は全員死の神だな
「死の力を行使できる」ってことと「死を司る」ってことはあくまで別だ
例えば「愛の神」としてエロスがいるが、彼が愛を司っているお陰ですべての神や生き物が愛を楽しむことが出来るのだ
「愛の神にのみ恋愛が許される」なんてバカなことがある訳がない
315:天之御名無主
11/03/31 16:59:22.53
アポロンとヘリオスは太陽神
ポセイドンとオケアノスは海
アレスとアテナは戦い
他にもあるけど、
役割分担はあるのかな
316:天之御名無主
11/03/31 19:36:32.62
>>315
アポロンは後に太陽神とされただけで本来はそうではない
ポセイドンは海の「支配権」を持っているが海そのものではない
(海そのものはポントスでオケアノスは大地(と海)を取り囲む大洋の神)
アレスはゼウスの息子として、権力の行使である戦争そのものを、アテナは知恵の女神メティスの娘なので、戦争の技術を司るような感じ
(アテナは他に陶芸や織物など手仕事としての技芸全般を司っている)
317:天之御名無主
11/04/08 12:25:38.42
アポロンはそもそも「ギリシャ青年の理想像」の意味でのフォイボス/ポイボス(光輝/輝くもの)でしょ
それが「輝く」=「太陽」と後世になって誤解されたんじゃなかったっけ?
アルテミスの月属性は完全にアポロンに引っ張られた形だよね
318:天之御名無主
11/04/09 01:00:36.69
ポイボスの異名に関して呉茂一は「通例「輝く」と解されているが、別に言語学的な根拠は少しもないようである」なんてさらっと書いてるんだよね
ただアポロンを光明神とする考え方は早くも前5世紀には起こったようだ
319:天之御名無主
11/04/12 03:29:51.15
Apollonは俺をモデルにしてるんだゼッ!!!
320:天之御名無主
11/04/16 06:42:46.93
あっ、ポロンとウンコが落ちた、の間違いだろうw
321:天之御名無主
11/04/23 11:41:01.60
ギリシア版ヴァルキリー(武装女神)のアテナさまこそサイキョ
322:天之御名無主
11/04/26 01:49:24.17
ここの人たちってどういう理由でギリシア・ローマ神話に興味をもったの?
ギリシア・ローマ神話に興味を持っている人たちってアニメ漫画ゲームラノベの影響を受けていそうな感じがするんだけど…
中一の頃、星座の本を読んで興味を持ったなあ
323:天之御名無主
11/04/26 02:04:06.23
>>322
俺は小一の頃に地球儀の付録だった星座の本で興味を持った
324:天之御名無主
11/04/26 19:09:58.86
俺は六神合体ゴッドマーズ見てて、
六体のロボット達が神様の名前だと知って
神話の本を読み始めた。
325:天之御名無主
11/04/26 19:31:46.98
私は漫画「リングにかけろ」からです
ザシャァ
326:天之御名無主
11/04/26 19:35:32.22
世界名作文学(小学生向け)の古事記、ギリシア神話を読んでから
327:天之御名無主
11/04/26 21:01:48.55
アニメ漫画ゲームラノベでギリシア神話ネタが多いのは
ギリシア神話がメジャーだからだろ?
328:天之御名無主
11/04/26 21:20:13.46
ギリシャ神話で「暗黒神話」みたいなネタやってくんないかね
謎の爺「神話に騙されてはいかん!神々とはあんな色惚け揃いなどでは決してないのじゃ!
生け贄と血を求め、死をふりまく恐ろしい存在じゃった、これから向かうテーパイでも…」
329:天之御名無主
11/04/27 21:27:01.42
アテナ様属性
最強・・・アレスを一蹴する武神
慈愛・・・なのに平和を愛し弱きを慈しむ。
美貌・・・アプロディテと並ぶ美人
知恵・・・メーティスから生まれた知恵の女神
血統・・・アテナの系譜からはゼウスを追い落とす最強の神が生まれると予言
処女・・・永遠の乙女
330:天之御名無主
11/04/27 21:46:34.08
>>328
というか、普通にギリシア神話の神々って人間からみると荒ぶる神だし。
神々が主役のお伽話と思ってるから「人間臭く」見えるだけで。
331:天之御名無主
11/04/28 00:18:46.05
>>327
何となくかっこいいからという理由でアニメ漫画ゲームラノベの作者たちはギリシア神話のネタを拝借していそう
北欧神話もアニメ漫画ゲームラノベのネタにされやすい気がする