09/02/19 21:39:25
あれはクリスマスイブの五日ほど前だった。
俺は退屈紛れに彼女にメールした。
「クリスマス何がほしい?」
すると彼女は
「えっ、、まだ決めてなかったの?私はガスオタくんのためにとっくに用意してたのに」
俺は打ちひしがれた。急いでコートを着込むと彼女と池袋で待ち合わせた。
その足で大枚をはたきカルティエのリングを買った。
「プレゼント交換は当日ね」
イブの夜、お台場の小波の音にゆられながら彼女が俺の首に巻いてくれたもの・・・。
それは不恰好な手編みのマフラーだった。俺はしわとひだだらけのマフラーに鼻をうずめ
思い切り匂いを嗅ぐと「ありがとう」
それが俺の恋愛レベルです。高次元すぎた?ワラワラ