09/01/28 17:35:41
スレタイの神曲を独創性と解釈すると、スティーヴィーって既存の作曲法や
コード理論からかなり逸脱して、しかも堂々とポップなヒットソングを作って
しまうところが神格化される所以なのではないかと思います。例えばLivin'for the city
の例のサビのコーラス部分はCベースでC→E♭→A♭→F♯→E♭→C♯→Cの進行だと思いますが
ノンダイアトニックなブルース的進行なことは分かるのですがそれを2・3回転調する
ようなことをしている。普通こんな特殊なスケールを使ってこねくり回したらギクシャクした
メロディーしか作れないというか、そもそもCに戻れずにどこかに飛んで行っちゃいそう
なものなんですが、彼の手にかかると調和のとれた、しかもインパクトのあるフレーズに
仕上がっている。まさに神業というしかありません!