12/04/14 10:40:27.05 O
10年以上前の話。
高校生の頃、初夏の蒸し暑い日に朝駅まで全力ダッシュしたら
乗り込んだ電車が動き出した途端に鼻血が出た。
次の駅で降りて駅員室に駆け込み、冷水とタオルとティッシュを借りたんだけど
ダラダラと蛇口を捻ったように勢いよく鼻血が出続けて止まらなかった。
1時間近く出続けて、さすがに顔色変えた駅員さんが「救急車呼びますか?」って
言ってくれたんだけど、何とか止まったのでそれは断った。
んで、何を思ったのか当時のアホな私はそのまま学校へ向かった。
うちの高校の夏服は、上が白のセーラー、下が淡色のスカートで
あちこちにティッシュで受けきれなかった血がついていて超カオスで
電車に乗り合わせた人とかがギョッとしてたんだけど、何故か
「こんな格好だからこそ早く学校へ行かなきゃ!」と思っていて
一旦帰宅して着替える、という選択肢が浮かばなかった。
電車とバスで学校に辿り着いたのが1時限目終了間際で、校庭で
体育をやってた生徒指導の超厳しい先生が私の格好を見て顔色変えて
「お前どうした!」と叫んで駆け寄ってきたところで
貧血と安心したので立ちくらみで倒れた。
気がついたら保健室で、保健の先生の他に学年主任(これも怖い)がいて
「何があった!」って聞かれたから、素直に「鼻血を出しました」って答えたら
ムチャクチャ怒られた。午前中説教と保健室での休養でつぶれたけど
あの時どうしてかたくなに登校しようと思ったのか今でも分からない。