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現代自、従業員の8割がスト決行―土地高額入札に反発
2014 年 9 月 24 日 02:28 JST
【ソウル】韓国の現代自動車で23日、全従業員の約8割がストライキを決行した。
コーポレートガバナンス(企業統治)の面から問題視されている
本社ビル用地の高額入札に抗議した。
労働組合の広報担当者によると、給与・福利厚生に関する労使交渉が決裂したことを
受けて労働組合員約4万7000人(全従業員は約6万人)が4時間のストに参加した。
週内に再びストを行う計画だという。
争点となっているのは、現代自動車が先週ソウルの一等地とされる江南区の土地を
10兆6000億ウォン(約1兆1000億円)で落札したと発表したことだ。
落札額は、土地の評価額の3倍、昨年の研究開発費の5倍以上だ。
入札には、傘下の起亜自動車と現代モービスとのコンソーシアム(企業連合)で参加した。
この発表のあった19日以降、現代の株価は12%下落し、時価総額は約6000億円目減り
している。今回の土地高額取得は、企業統治の専門家らを激怒させただけでなく、
入札額を事前に知らされていなかったと主張する一部の取締役さえも驚かせた。
23日にストを決行した労組は、これが賃金交渉を頓挫させたと主張。
購入を取り消し、その資金を従業員のために使うよう求めている。
労組広報担当者によると、労使交渉は無期限延長された。
現代は労組との交渉についてのコメントを避けた。
同社広報担当者は将来的な土地の価値を理由に、取得額が高すぎるとの見方を否定した。