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産経新聞記事の韓国語翻訳者も名誉毀損検討=韓国
2014/09/21 17:03
【ソウル聯合ニュース】韓国旅客船セウォル号沈没事故当日、朴槿恵大統領が男性と
会っていたとのうわさを報じ、朴大統領の名誉を毀損したとして産経新聞の加藤達也
ソウル支局長(48)が市民団体から告発された問題で、韓国検察当局が同記事を
韓国語に翻訳し、論評を加えた韓国人についても名誉毀損の疑いを適用する方向を
検討していることが21日、分かった。
検察当局によると、ソウル中央地検は19日、外国メディアの韓国関連記事を翻訳して
紹介するサイト「ニュースプロ」で活動する翻訳者の同僚の自宅(慶尚北道・漆谷)を
強制捜索した。検察は翻訳者の所在を特定するためにIPアドレスを追跡したところ、
同僚の妻が同IPアドレスを使ったことを確認し、捜索を行った。
検察は参考人として同僚を事情聴取し、翻訳者の身元などについて調べた。
翻訳者は先月初旬、加藤氏と共に告発されている。検察は加藤氏を出国停止とし、
2回にわたり聴取を行ったが、翻訳者については身元と所在を特定できていない。
ニュースプロは米国にサーバーを置いており、検察は翻訳者の身元を確認し次第、
聴取する方針だ。
検察は翻訳物ではなく、翻訳物に加えた論評に名誉毀損の疑いがあるとみている。
翻訳者は先月4日、加藤氏の記事を翻訳して紹介し、別の記事を作成。
「大統領のプライベートが外国メディアに報じられるのは朴槿恵氏の父親、
朴正熙(氏の女性関係以来初めてとされる」
などと伝えた。また、
「想像したくない泥沼ドラマを連想させる」
「無能と不通を超え、醜聞の主人公になった」
「不正当選、殺人政権、無能政権という嘲弄を超え、男性関係云々のうわさが
外国メディアに報じられ、国の品格を落とした」などと批判した。
URLリンク(japanese.yonhapnews.co.kr)