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韓国建設業界、東南アジアに活路
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大韓土木学会長にこのほど就任した沈鍾成（シム・ジョンソン）漢陽大教授（61、建設環境工学）は
18日、「今後建設業界の活路は海外、特に東南アジア諸国連合（ASEAN）諸国にある。海洋風力
技術の開発などの高度化も進めなければならない。険しいが生き残りの道は確かにある」と強調した。
沈会長は「これまで血と汗で築き上げた底力がわれわれには存在する。新たな土木建設分野と先端
技術、新たな市場開拓戦略が融合すれば、現在の不況を十分に克服できる」と自信感を示した。
昨年韓国の建設景気が極度の低迷に直面したが、海外での建設受注額は649億ドル（約6兆1800億円）に
達した。海外受注額は、アラブ首長国連邦（UAE）の原子力発電所（186億ドル＝1兆7700億円）を
受注した2010年（716億ドル＝6兆8200億円）を除けば過去最高だ。今年1－2月の韓国建設業界の
海外受注額も前年同期の3倍近い69億3639万ドル（約6600億円）と好調だ。
沈会長は「建設業界が活力を取り戻すためには、東南アジア各国を集中的に攻略し、続いて南米、
アフリカ、イスラム圏などに活発に進出すべきだ」と助言した。