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犯罪収益移転防止法違反:預金口座買い取り、容疑で男逮捕 不正送金目的 ／千葉
他人名義の口座などを不正利用する目的で買い取ったとして、県警サイバー犯罪対策課は７日、
船橋市前原西４、内装業、萩平浩容疑者（３４）を犯罪収益移転防止法違反容疑で逮捕したと発表した。
萩平容疑者が買い取った口座は、インターネットバンキングで不正に引き出された現金の
送金先になっていたといい、県警は背後関係を調べる。
逮捕容疑は、昨年７月上旬、銚子市の水産会社に勤務していた中国人の男（２４）＝同容疑などで送検後、
強制送還＝から、この男名義の三つの口座の預金通帳とキャッシュカードを約３万円で譲り受けたとしている。
容疑を否認しているという。
同課によると、売買された口座には昨年７月上旬、大阪府の一般男性のインターネットバンキング口座から
計約１００万円が送金され、このうち約５０万円は県内の現金自動受払機で引き出されていた。
何者かが男性のＩＤやパスワードを「フィッシング」と呼ばれる手口で不正入手し、勝手に送金したとみられる。
萩平容疑者は中国生まれで０７年に日本に帰化。
県警は中国人組織によるネットバンキングを使った不正送金事件に関与しているとみて調べている。【小林祥晃】
毎日新聞 2013年02月08日 地方版
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