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農作業「縄張り」巡り？…中国籍５人が強殺未遂
昨年１１月、栃木県小山市中久喜、農業手伝いで中国籍の徐旺さん（当時２９歳）が
現金を奪われたうえ、殴られて一時意識不明の重体になった事件で、強盗殺人未遂などの
疑いで再逮捕された中国籍の男ら５人が、調べに対し「（徐さんに）けがをさせて（中国に）
帰らせようと思った」などと供述していることが１９日、捜査関係者への取材でわかった。
県警は、中国人グループ内で農作業の「縄張り」を巡ってトラブルがあり、
徐さんの仕事を奪おうとした可能性があるとみて背景を調べる。
徐さんは頭の骨などを折られた後遺症で失語症となり、中国に帰国した。
男らは「殺すつもりはなかった」などと殺意を否認している。
男５人のうち主犯格とされる茨城県古河市東山田、農業手伝い魏文凱被告（２６）は農家や
中国人らに人脈があり、不法残留の中国人を農家に紹介するなど、グループの中心的な役割を
果たしていたとみられる。県警は引き続き、事件当時現場にいたとみられる複数の男の行方を追っている。
（2013年1月20日12時19分 読売新聞）
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