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ネットバンキング不正送金 みずほ銀でも
インターネットバンキングにログインすると表示された不正な画面に、パスワードなどを
入力した三井住友銀行の預金者の口座から200万円が不正に送金された事件で、
新たにみずほ銀行でも同じような画面が表示されたという通報があり、
口座から数十万円が送金されていたことが分かりました。
警察当局はほかにも被害がないか確認を進めています。
この事件は、ゆうちょ銀行と三菱東京UFJ銀行、それに三井住友銀行で、預金者がパソコンで
ネットバンキングにログインした際、パスワードなどを不正に入力させる画面が表示されるもので、
三井住友銀行では実際にパスワードなどを入力した預金者の口座から200万円が不正に送金されていました。
警察などのその後の調べで、新たにみずほ銀行でも先月29日、首都圏に住む
預金者から同じような画面が表示されたという通報があり、銀行が口座を確認した結果、
数十万円が不正に送金されていたことが分かりました。
三井住友銀行のケースでは最終的な送金先の3つの口座は名義人がいずれも
中国人とみられていますが、今回も送金先の口座の名義人は中国人とみられるということです。
警察当局は、中国人グループが関わった疑いがあるとみて捜査するとともに、
不正な画面にパスワードなどを入力した人がほかの銀行を含め150人以上に
上ることからほかにも被害がないか調べています。
NHKニュース 11月1日 6時8分
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