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昭和24年頃のお話である。田所喜美枝は34歳になる戦争未亡人だった。川崎
の下町で姑と小学2年と4年になる二人の子供と暮らしていたが、生活は苦しく
やむを得ずに知人の紹介で横浜の進駐軍相手のホールで働くことになったのである。
(中略)
トーマスはまだ幼さが残る、どこかあどけない少年のような兵隊だったが、所詮、
若く性欲を滾らせた男であることに変わりなかった。強引に喜美枝の体を膝の上に
乗せると、遠慮なくスカートの中に手を突っ込んできた。6月で暑い日が続いて
いたから靴下は履いておらず、唯一下腹部を隠すズロースは薄手のメリヤス一枚
だけだった。ゆったりした夏物のフレーヤースカートを捲り上げればそんな薄い
布切れ一枚、無いも同然だった。 (つづく)