12/01/29 22:30:21.70 Hf9e/bTA
>>851
おいらはもうSAN値ゼロだから・・・・・
一言でコストダウン。欧米先進国向けのULやCE通ってるTVと南米、アフリカなど規制の緩い国
向けを分けているとしか思えない。
トランス1個省けます。普通、TVなど一般家電の電源回路は交流側と直流側を分けるために、トランス
を使います。昔はAC100Vをトランスに入れて、電圧変換と交流/直流側を分ける事を同時にやって
ました。しかし、商用交流は周波数が50/60Hzと低いので、当然トランスの巻き数が増え、大きな
ものが必要になります。これを革新したのがスイッチング電源。交流をその他の回路と無関係に
直接整流して、さらにそれを高周波(50KHz~500KHz)でスイッチングして高周波の交流をもう一度
作ります。それをトランスに入れて交流側と回路電源側を分ける。電圧変換はトランスの前でも後ろでも
良いですが、前でやると回路が一つ減らせます。トランスは周波数が高いですから巻き数は極端に
減って、100V-12V変換だと、100V側250回前後、12V側3回、とかって巻き数になります。
従来の方式だとタバコの箱三つ合わせたサイズのトランスが、タバコの箱1/4サイズにまで小さくでき
ます。
これでも相当なコストダウンなんですが、LGやバッタもん台湾/中国製は、このトランスまで省いた
わけです。そうすると交流側と回路電源側が分けられませんから、コンセントの刺す向きによっては
感電するわけです。多分、最初にやったのは中国製のバッタもんだと思う。韓国製はそれをパクッた
んでしょう。まぁ、ここまで来るともう「病気」のレベルですね。