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■ハングル板の本棚■第17書架 - 暇つぶし2ch76:マンセー名無しさん
10/10/30 19:08:59 zCLz2UUn
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  朝鮮の没落 … 16~18世紀日本で答えを探す 『愚かな朝鮮』ムン・ソヨン著

21世紀に成功学と同じぐらい脚光を浴びる分野が失敗学だ。失敗の原因を知ってこそ成
功のためにより大きな跳躍が可能だからだ。『愚かな朝鮮』(戦略と文化出版)は19世紀
末の朝鮮がなぜ日本に強制的に開港させられ、100年前にはなぜ植民支配の苦痛のな
かに歴史の断絶を体験しなければならなかったのか、16~18世紀朝鮮と日本の比較を
通じて鋭く指摘した本だ。

ある財閥総師は「中国が追いかけてきて日本は先んじる状況で韓国はサンドイッチの境遇」
と言ったが、本を書いたムン・ソヨン(ソウル新聞記者)はすでに歴史的に16~19世紀に
朝鮮は当時の中国(明・清)と日本(江戸幕府)のあいだに挟まったサンドイッチである可能
性が高かったと指摘する。

朝鮮が蛮夷、倭寇程度と無視した日本は、16世紀からヨーロッパや東南アジアなど外部世
界と疎通して交流を拒否しなかったし、数百年間蓄積された経済力を土台に日本独特の文
化の花を咲かせることができた。著者は18世紀ごろから朝鮮と日本のあいだの文物交流
逆転現象が起き始めたと主張する。

代表的な例として、18世紀中ごろヨーロッパ王室では日本の彩色陶磁器とともに漆器木家
具が流行した。英語でジャパン(Japan)は日本を意味するが「漆器・漆」という普通名詞でも
ある。チャイナ(China)は中国を意味するが陶磁器も意味する。ヨーロッパは16世紀以後、
中国や日本から輸入された陶磁器や漆器に該当国家の代表性を付与して「国家の名前=
普通名詞」に転換したのだ。だが同時期、コリアの普通名詞は存在しない。

著者は文化、経済、社会、政治の四つの部分に分けて朝鮮と日本両国の姿を綿密に分析
する。自ら「陶磁器強国」を主張する韓国はなぜ世界的な照明を受けられず、韓国より数百
年おそく陶磁器産業に飛び込んだ日本は陶磁器元祖のようにそびえ立ったのだろうか。


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