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親日人名辞典:張志淵氏の削除要求を棄却
ソウル高裁は15日、1905年の乙巳勒約(いっしろくやく・第2次日韓協約)が結ばれた当時、
『皇城新聞』に抗日社説『是日也放声大哭(きょうも大声で泣く)』を書いたことで知られる
張志淵(チャン・ジヨン、1864-1921)の名前を『親日人名辞典』から削除することを求め、
ひ孫に当たる男性(61)と社団法人「韋庵張志淵先生記念事業会」が民族問題研究所を
相手取り行った仮処分申請を棄却した。
ソウル高裁は「民族問題研究所は『親日人名辞典』で、張志淵が1864年の出生から1910
年の慶南日報停刊に至るまでに行った愛国啓蒙活動や建国勲章独立章を追叙された事実
も紹介し、子孫や記念事業会が受ける名誉棄損や損害を最小限にとどめるよう配慮した」と
指摘した。
その上で、ソウル高裁は「1910年以降、張志淵の行動に関する論文が多数発表されるなど、
活動に対する一定の評価がなされており、出版を禁止させるほど回復不可能な損害があっ
たとは見なせない」と判断した。
張志淵の子孫と記念事業会は、『親日人名辞典』の出版前の昨年11月、ソウル北部地裁に
発行禁止の仮処分申請を行ったが、同地裁は「辞典に張志淵の活動を載せることが表現の
自由の限界を超え、遺族らの名誉や人格権を侵害するとは言い難い」として棄却した。