11/09/14 12:25:56.37 vmocVVbA
朝日新聞がこんな記事を載せてますね。
URLリンク(www.asahi.com)
話題の「菜食主義者」が上陸! K-POPの次はK-文学、韓流の波は文学へ
韓国ドラマや映画、そしてK-POPの流行で、韓国の人々の考え方やその生活のようすなど
が日本でも広く知られるようになってきた。そんな中、新たなジャンルが日本に上陸する。
それは「韓国の文学」。
映像で表現されるドラマや映画と違い、小説やエッセイなどの形でつづられる主人公の心情
や現代韓国の時代背景などは、味わい深く、韓国や韓国人への理解をより一層深めること
ができる。同時に、異国でありながら現代日本と驚くほど似ている部分、よく似ているように
見えてまったく異なる部分なども、小説を通して感じることができるのだ。
株式会社クオンでは、「新しい韓国の文学」というシリーズを立ち上げ、いま、韓国でよく読ま
れている小説の中から、文学的にも高い評価を得ている作品を厳選し、日本の読者に紹介
していくプロジェクトをスタートする。小説・詩・エッセイなど、2000年代に入って注目を浴びて
いる実力派の現代作家の作品を定期的に紹介予定だ。
シリーズ第1作は、韓国で最も権威ある文学賞といわれている李箱(イ・サン)文学賞を受賞
した女性作家、ハン・ガンの「菜食主義者」。韓国国内では「これまでハン・ガンが一貫して
描いてきた欲望、死、存在論などの問題が、この作品に凝縮され、見事に開花した」と高い
評価を得た、ハン・ガンの代表作だ。
韓国では、新鋭イム・ウソン監督によって同名で映画化され、2009年には釜山国際映画祭、
2010年にはアメリカのサンダンス映画祭に公式招待され話題となった。
韓国文学の豊饒な世界を通して、隣国・韓国の「いま」を感じ、味わう絶好のチャンスになる
だろう。