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世界記録遺産『日省録』、電子版はミスだらけ
「人と書くべきところ入と書き、全と書くべきところ金という字を書いている。現の字を理、平
を年と誤って書いたところもある。聞を間、官を宮と書いた箇所も…」
これは、ソウル大学奎章閣のウェブサイトに掲載されている、朝鮮王朝時代の記録『日省
録』で見つかった誤字の数々。正祖10年(1786年)1月22日付の記事だけでもこうだ。最近、
インターネットの掲示板にこうしたミスの指摘を10回も掲載したイさん(古典翻訳院研究学
生)は「読んでみると、文章がめちゃくちゃなケースが多い。こんなことでは、きちんと研究
するのは難しい」と語った。
先月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記録遺産に登録された『日省録』のオン
ラインデータベースのテキストは、あちこちに間違いがある。奎章閣のウェブサイトでは現
在『日省録』をはじめ、『朝鮮王朝実録』『承政院日記』『備辺司謄録』など古記録類の原本
イメージファイルと並び、別途漢字を入力した漢文テキストもサービスしている。問題は、漢
字を入力する初期の過程で原文とは異なる字が入力されるなどのミスが、現在まで放置さ
れているということだ。
『日省録』とは、英祖36年(1760年)から隆煕4年(1910年)までの151年間にわたり、国王
の動静や国政諸般の運営事項を日記体で整理した資料。全2329冊、22万9900ページ余
り、文字数だけでも約3500万字という一大資料だ。従って、ミスの全体像を把握するのは
容易ではない。