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■ハングル板の本棚■第17書架 - 暇つぶし2ch210:マンセー名無しさん
11/01/30 21:37:33 jBl8H41y
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  【コラム】岩波書店『世界』に寄稿した元国家情報院長

岩波書店の月刊誌『世界』は、かつて韓国への持ち込みが禁止されていた。当時は、この
雑誌に連載されていた「韓国からの通信」をこっそり読んでようやく、いわゆる「意識ある大
学生」と認められた。「TK生」という匿名の筆者が「タンクの無限軌道の音が聞こえる場所
で書いている」と主張した「通信」は、新軍部の登場により韓国メディアが沈黙を強要されて
いる時代にあって、情報を得る貴重な手段と受け止められた。その当時大学生だった記者
も「通信」を読むため日本語の勉強を始めたほどだった。あの時代に大学へ通った、現在
40-50代の韓国人なら、当人は「通信」の存在を知らなかったとしても、ある程度の影響
を受けていたとみていい。

ところが、この雑誌を見れば見るほど、おかしな気がした。『世界』という雑誌は、韓国軍事
政権の人権じゅうりんの実相や民主化運動を日本や世界に知らせる「窓」の役割を果たす
と聞いていたのに、それとは違う記事が非常に多かった。誰でも、その雑誌に書いてあっ
たことを今また読み返せばすぐに分かる。一言で言うと、当時韓国国内に流れていたデマ
の震源地だった。

『世界』に登場する韓国は、一つの巨大な「収容所群島」だった。いかに権威主義政権時代
だったとしても、これは、誇張を通り越して歪曲(わいきょく)だ。その一方で1950年代以来、
『世界』にとって北朝鮮は、正義のある、活力みなぎる「地上の楽園」だった。この雑誌は、
西側メディアと接触しなかった金日成(キム・イルソン)主席とのインタビューを10回以上も
掲載し、確認されていない北朝鮮の発展の模様を忠実に報道した。北朝鮮の千里馬運動
については、生産を増加させるための運動と評価したが、韓国のセマウル運動は、朴正煕
(パク・チョンヒ)体制延命のための大衆動員の手段だとこき下ろした。まさに北朝鮮の宣伝
物も同然だった。


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