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【クロフネサプライズ】
チューリップ賞は逃げて流れをつくり、直線では後続突き放し３馬身半差の圧勝。桜花賞あを逃げ切るのは難しい。名牝馬ダイワスカーレットでさえ、桜花賞では逃げではなく３番手で控えで勝っている。
恐らくマークが厳しくなり、有力馬はこの馬を目標に仕掛けてくるだろう。
【メイショウマンボ】
フィリーズレビュー阪神１４００Ｍ内回りは、４コーナー１１番手から３４秒８の末脚で豪快に差して優勝した。一瞬の切れがある。近１０年でフィリーズレビューの優勝馬で桜花賞を制したのはラインクラフトの１頭のみ。
２００Ｍの距離延長の影響が想像以上に大きいのだろう。
【クラウンロゼ】
アネモネＳは、前走までとは違い控える競馬で中団で折り合い直線で差して勝利。これは阪神外回りを視野にいれての脚質転換を試みたのだろう。
無傷の３連勝中でレースセンスが高く適応力がある。
【アユサン】
戦馬戦でいきなり３３秒６の末脚を発揮して資質の高さを示した。阪神ＪＦは不利な大外枠で終始外を走って距離ロスが響き７着。しかし、チューリップ賞では先行して３着、自在な脚が使えるようになったことは大きな収穫。
桜花賞での位置取りがポイントになる。
【レッドオーヴァル】
３連勝でチューリップ賞に挑んだが７着と意外な結果に終わってしまった。紅梅Ｓではフィリーズレビューの勝ち馬メイショウマンボに３馬身差で勝っている。
４戦消化して４戦すべてでメンバー中最速上がりの決め手を使えていることはポテンシャルが高いことを示している。決め手勝負の桜花賞になれば注目される。