12/01/25 17:37:22.66 1pCZYiRV0
豊「オーナー!これならドバイ大丈夫ですよ!」
大川「豊君、私はね、幼い頃から苦労して来た。
小さな事からコツコツやって来て漸くここまで来た。そんな一発で大金を掴める程現実は甘くないんだよ。
大博打を打っても良い事はないんだ。」
豊「いやしかしですねぇ…」
大川「あんな大レースに行って仮に勝ったとしよう、でもねファルコンはそれで燃え尽きてしまうだろう。
ヴィクトワールピサだってそうだった。
私はファルコンを10歳まで走らせたいんだ。
だから負担は最低限に留めたいんだ。」
豊「じゃ何でドバイに登録したんですか?」
大川「やはりファンの多い馬、建前もあるがハナから行きませんでは許してくれないだろう?」
豊「いや、行かない時点で許してくれないでしょう(笑)」
大川「ファルコンは私の馬なんだよー!!
私が行かないと言ったら行かないんだよ!
君はまだ口答えするのかね?
嫌なら降りてくれて良いんだよ。
所詮今の君じゃファルコンのような馬には乗せて貰えないだろう。
さあ!どんするんだ?」
豊(クソーこのオッサン足元見やがって…)
「わ、わかりました…。国内専念ですね。
で、でもせめてフェブラリーにだけは出ましょうよ。」
大川「まだ意見するのか?スタート地点の芝で脚をヤられたらどうするんだ!?
だいたい君は無茶なスピードを引き出させて何頭潰して来たんだ?
ファルコンまで潰そうて事か?」
豊「…。す、すいません。(半泣)」
大川「次は小崎君から追って連絡があるだろうが、一応、ダイオライトか帝王賞ぶっつけになるだろう。」
豊「は、はい…」