12/02/15 14:07:37.73 MwsTaL6A
類似のスレが色々あるせいか過疎ってること多いですね。
自分の知ってる範囲でいえば
男性が女声を出す→
裏声ベースの場合、大抵の初心者は基音だけが強く裏声感が抜けない(自分もそうだった)ので
声帯の閉鎖を若干強めて2倍音3倍音の成分を増やす。(2番のアンザッツ?)
高音域で十分に響く発声が出来た当初は男声でもそもそも女声に近い声に聴こえる気がする。
むしろ高音域で男っぽい発声の方が難しい感じ。
さらにすべての音域で口角(口の端なのかな?)を上げて余計な男成分(高次の倍音?)を消す。
(1番のアンザッツ?)
女性が男声を出す→
音域を下げるのは難しいと思う。
声帯の閉鎖を強めて高次の倍音を増やすと男成分が出てくる。
これも基礎になるのは2番のアンザッツの筈。
倍音というのは音色を考えるとき重要で、音叉のように単純な音色は基音だけから構成されている。
音叉のhiA(440Hz)はほぼ440Hzしか鳴っていないが、これが基音。
楽器や人の声はそれに2倍の880Hzや3倍の1320Hzの音が含まれていてこれを2倍音とか3倍音という。
倍音成分の含まれ方が音色を決めている。
人間の声だと
いかにもな裏声がほぼ基音のみ(昔の自分。今もその気があるかもしれないorz)
女声の多くで基音・2倍音・3倍音が比較的均等に含まれる
男性はもう色々。2倍音が突き抜けてる声(UTAU音源の赤羽カラスさん)、
高次の倍音もれなく揃えましたみたいな声(同じくUTAU音源の戯歌ラカンさん)、
いずれにしても基音・2倍音・3倍音がお行儀よく揃っているのとは違うパターンが男声の特徴になるような気がします。
長文スレ汚しスマソ