13/12/08 10:00:45.76
【派遣の抵触日とは】
法律用語で言えば「クーリングオフ」の事です。
単刀直入に言うと3か月の「試用期間(お試し期間)」を過ぎた時点で、
金銭を派遣会社側に払う事により派遣社員を買取り雇うことが出来るという仕組みの事です。
事例として、抵触日直前に派遣社員を全員切ります。
その中で「仕事が出来る」派遣社員の内「仕事を続けたい」という意識がある者のみを直接雇用の期間的な社員(実質的にはパート)にします。
無論、派遣から実質パートですから、時給換算的な面で待遇は悪くなります。
それでもいいという派遣社員は実質パートとして残ります。
その後に一般的には2年後程度にもう一度切り捨てます。
やる気のある者は派遣会社からまた来るという寸法です。
ただしこれは、派遣として戻れる保証もなければパートとして雇われる保証は皆無です。
慣れている派遣社員はこの方法を嫌い、退職を選び別の企業へと転職する人が多いのです。
会社としては労働組合の要求する社員への一時金(ボーナス)分の費用をなんとしても捻出する必要があるのでこの手法を続けざる得ないのです。