12/08/04 20:05:24.59
URLﾘﾝｸ(journal.bam-boo.co.jp)
電池のプラスが当たる相手がこのライトはスプリングになっています、これが接触不良には絶大な威力を発揮します。
コストや寸法を優先させると基板の銅箔に直接電池のプラスが当たるような設計になりますが、
基板の銅箔は非常に薄くそして硬いため基板のミクロン単位の凸凹と電池のプラス端子のミクロン単位の凸凹の相性によって
非常に狭い面積の点接触となり、そこに目に見えない僅かな汚れがついただけで接触不良になりやすくなります、
なお、きちんと考えているメーカーであれば同じ基板の銅箔を使っていてもパターンと同じ薄い銅箔ではなく、
電池の端子が当たる部分だけ厚く盛り上がった銅箔になっているのがすぐに分かります。
厚いとその分柔らかくなり（眼に見えない柔らかさですが(^_^;)）接触不良対策に抜群の効果を発揮します、
ただし基板の銅箔自体にそこまで気を使うというのはかなり割に合わないようで、金属のチップ等を貼りつけた方がまだ安価なようです。
で、一番安価でしかも接触不良対策に一番効果があるのがスプリング
単純に接触面が柔らかいだけでなく、スプリングが伸び縮みする時に端子同士のセルフクリーニング効果も発揮します。
おまけと言ってはなんですが、全長の差が激しい様々な18650Li-ion充電池にも対応できる幅が広くなるというメリットもあります。
p,s
基板がキャニスターに固定用のリングでネジ止めされているのも価格に合わない手間がかかっていますね、
安くあげようとすると基板とキャニスターがハンダ付けで導通させるのが中華ライトのよくある手ですが、
ハンダの乗りにくいアルミにハンダ付けは接触不良になりやすいので出来るだけ避けたいのが本音です、
基板がリングで固定されていれば後々改造したい時も基盤交換が楽ですし、DIYユーザーにもメリット大です。