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石の道具展URLリンク(www.nhk.or.jp)
昔から親しまれてきた石を使った道具を紹介する展示会が、高松市で開かれています。
高松市にある石の民俗資料館のエントランスホールには、縄文時代から現代までの石を使った臼などの道具、およそ
50点が展示されています。
このうち、今のさぬき市志度にある鴨部・川田遺跡で出土した弥生時代の石の矢じりと包丁は、県内でとれるサヌカイト
と呼ばれる石でできています。
サヌカイトは割ると平たく鋭利な割れ目になることから、古くから刃物などに加工されてきたということです。
また、豊島でとれる豊島石で作られた「カンテキ」は、江戸時代から昭和のはじめごろまで主に四国や近畿地方で使わ
れてきたしちりんです。
豊島石は、熱に強いほか、石が比較的柔らかく、加工しやすい性質があるということで、江戸時代に、豊島で生活して
いた人たちの様子を描いた資料にも、加工場の様子が記されています。
このほか、資料館には庵治石でできた石臼を使って実際に豆などをひく体験ができるコーナーもあります。
この展示会は、2月26日まで開かれています。