12/03/12 13:30:20.31 7y6KL7gR
>師弟関係は、本来は、師匠が白と言ったら灰色のものでも白と言い、生涯死に別れた後も続くほどの重いものなはず。
>二君に仕えず、のようなものです。
それは師弟関係ではなく主人と下僕の間柄でしょう。
灰色のものなら師が白と言っても灰色だと言い、そしてそう言った弟子を喜ぶのが師でしょうに。
師の教えに従うのは守の段階にに過ぎず、そのあと師の教えを否定して破り、更に師の教えを離れて自分自身を確立するのが本来の道のはず。
釈迦の仏法ですら筏のように捨てられる代物、禅の思想や茶の湯の道も同様でしょう。
弟子は師を超えてしまえば師の教えは不要だし、本当の師にとっては弟子が自分を超えて更に先へ進む以上の喜びは無いはず。
生涯に渡って師の下から離れられないとしたら、師が無能なのか弟子が愚かなのか・・・。