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西南戦争で薩摩軍の敗色が決定的になると西郷は、この反乱を主導した桐野利秋と口をきかなくなり、
桐野のほうでも西郷を避けるような気配を示すようになったといわれる。
「征西従軍日誌」の捕虜の証言に重要なものがある。
「 9月20日、城山の洞窟で桐野が「もはや再興の機を失せり」と嘆いた。
洞窟に潜んでいるあいだ、将校みな激沸喧騒、議論していた。
(玉砕するか降伏するか西郷助命嘆願の返事を待つか、などの議論であろう)
西郷は席に肘を付いて、もたれたまま何も言わなかった。
突然大笑を発したかと思えば、うつろに天井を見上げるのみ。
(心神喪失状態の西郷さんの姿が窺えます)
そのような西郷のあり様を見て、辺見十郎太などはキレそうになり、西郷を睨みつけていた。」