13/03/17 13:11:42.40 u60wrFZm0
>>103
引用された論文よむと、捕虜をどう扱うかについて、日本側と連合国側で
見解の違いがあったという、それが両論文のテーマだな。
南京事件については、どっちも直接触れてないが、中国戦線において
何をもって捕虜とするか、これもまた日本側と連合国側でやはり見解の
相違はあったわけだろうなぁ。
中国戦線では捕虜を捕らない方針であったと立川論文にはあるね。
日中戦争を宣戦布告した正式な戦争として扱うと、戦時国際法その他の
関連法規がすべて適用されてしまい、それは当時の情勢において
いろいろ都合が悪かったのだな。
「捕虜を捕らない」という方針のもとでは、そもそも南京に捕虜はひとりも
いなかった、ということになるわけだから、存在しないものを殺害できない。