12/05/09 22:48:41.62 Qte8Uife0
>105
>>日本軍による捕虜、敗残兵、便衣兵、及び一部の市民に対して集団的、個別的な虐殺事件が
>>発生し、強姦、略奪や放火も頻発した。
>兵隊の方は兎も角、民間人だと頻発という割りに、残っている記録はそこら辺の強盗でも出来る規模の極少数な物しかないんだよね
>あの記録をどう足したら数千人規模の虐殺になるんだろうね?
便衣兵として狩り立てた人間の中の何パーセントの民間人が混じっていたのかなんて、
正確な数字が分かりっこないだろう?
選別が適当だったんだから、「便衣兵として連行され殺害されたのは全員民間人だった」
という可能性さえ排除は出来ない。
その場合には数千人が虐殺されたことになる。
>全ての記録を見ると民間人虐殺は96人ってのが秦教授の見解だったよな
秦はこういうことを『「BC級裁判」を読む』の中で述べていますよ。
秦 「まぼろし=ゼロ」のグループに呼ばれて話をしたことがあるんです。
彼らは「とにかく数が多い」と怒るんですよ。
「じゃあ、おたくでは何人ぐらいなら満足するんですか」と言ったら、
「本当はゼロだけれども、一人か二人だ」と言う(笑)。
わたしが「しかし、戦闘詳報に七千人掃討とか数がいろいろ出てくるでしょう。
あれはどうなんですか」と聞いたら、「あれは便衣兵だから虐殺のカテゴリーに入らない」と言う。
半藤 便衣隊を殺しても通常戦闘だから虐殺じゃないというわけなんですね。
秦 だけど、便衣兵を全部無条件にオミットしたとしても、当然そのそばづえを
食った人たちがいるわけでしょう。
「難民区の中から引っ張り出してきては便衣兵に見えるという理由で処刑していたが、
あの中に無実の人間も入っていたんじゃないですか。それはどうするんですか」と聞いたんです。
そうしたら、「そんなところに一緒にいたのが悪いんだ」と言う(笑)。
わたしはこれはどうにもならんなと思ったんです。百人斬り訴訟もそういう雰囲気ですよ。
一人か二人は斬ったかもと陰では言いあうかもしれないが、やっぱり建前はゼロなんでしょうね。