12/07/01 04:54:02.95 VzapoZL/0
>>718
開戦前に対清国攻撃を唱えた社説といえば、
・「支那朝鮮両國に向て直に戰を開く可し」(1894年7月24日)
のことでしょう。
> 彼は朝鮮開化派を助け甲申政変をたきつけた人でもある。
たしかに、朝鮮開化派を助けたことは事実だけど、
「甲申政変をたきつけた人」というのは、
平山さんの調査報告「福沢諭吉は朝鮮甲申政変の黒幕か?」
URLリンク(blechmusik.xii.jp)
によると、井上角五郎の証言しか証拠が存在しないし、
その証言も信用できない内容だそうですね。
> 政変失敗後は日本の韓国支配を強力に主張した張本人だ。
政変失敗後の社説
・「朝鮮獨立黨の處刑」(1885年2月23日・26日)
・「脱亞論」(1885年3月16日)
・「朝鮮人民のために其國の滅亡を賀す」(1885年8月13日)
などは、むしろ福澤の朝鮮支援策が失敗したという敗北宣言と
解釈するのが有力な説のようです。
> 日帝政府より先に立って清日戦争を挑発
> して朝鮮にいた日本人保護を口実に朝鮮に駐屯軍派兵の必要性を声高に叫んだ。
これは、
・「朝鮮東學黨の騒動に就て」(1894年5月30日)
・「速に出兵す可し」(1894年6月5日)
のことでしょう。
> ‘征韓論’
> を越える‘朝鮮政略論’を主張し朝鮮の改革がすなわち日本の独立を維持するという論理を前面
> に押し出し朝鮮の国政改革を推進して監視する‘朝鮮国務監督官’を提案した。
「朝鮮政略論」に相当するのは、
・「改革の勸告果して効を奏するや否や」(1895年1月4日)
・「朝鮮の改革に外國の意向を憚る勿れ」(1895年1月5日)
・「義侠に非ず自利の為めなり」(1895年3月12日)
のことかな。
「朝鮮国務監督官」というのは見つかりませんでした。
721:名無しさん@お腹いっぱい。
12/07/01 08:50:25.64 /U0ezN5E0
>>720
平山サイトによると、
URLリンク(blechmusik.xii.jp)
「シナ朝鮮両国に…」は、昭和版採録・草稿非残存・推定石河執筆のようだ。
もちろん、福沢が関与していなかった証拠などないが、1933、4年に福沢の社説と
認定されたということだけは確実だ。
平山説が定説化してしまうと、左翼は本当に困ってしまうようだね。
722:名無しさん@お腹いっぱい。
12/07/01 10:42:45.76 3Mv1gifPO
全集に入っているが
福沢が書いたかはわからない
こういうのが多いんだろうな
723:名無しさん@お腹いっぱい。
12/07/02 09:31:04.11 KVYNyf3V0
今の岩波の全集が有効である限り
日本の左翼や韓国からの攻撃は
止むことはないであろう!
724:名無しさん@お腹いっぱい。
12/07/02 10:52:54.91 26w4WbPY0
まあ、福澤が経営していた新聞の論調が清国への早期開戦を主張していたとしても、
それだから悪いとはいえないのだがね。
725:名無しさん@お腹いっぱい。
12/07/02 19:40:33.39 y73Wk/46O
その方向で反論するか
726:名無しさん@お腹いっぱい。
12/07/03 00:07:10.14 qD/Vq8d40
>>723
平山さんの新刊が出ても攻撃は止まないのかな?
727:名無しさん@お腹いっぱい。
12/07/03 03:19:09.51 ZEgBtlLWO
もちろんだ
岩波には権威があるからな
w
728:名無しさん@お腹いっぱい。
12/07/03 07:35:43.65 EzR1e0st0
平山新本>>558を使えば買わずとも読めそう