12/06/28 23:33:18.27 Xs607awk0
>>702
関東大震災は下町だけでなく横浜や神奈川県地方にも被害を与えました。
そして、石河幹明の『福沢諭吉伝』編纂にも障害をもたらしたのでした。
↓
----
著者石河幹明が、義塾評議員会の議を経て、いわば公伝とも称すべき
福澤諭吉傳編纂の委嘱を受けたのは、大正12年(1923)6月のことであった。
当初編纂の期間を3か年としていたが、先生の死後20数年を経過した
時点での伝記編纂だけに、散逸した資料の蒐集や、たまたま起こった
関東大震災による障碍など、編纂上の困難は一通りではなく、若き日の
富田正文を唯一の助手として、昭和6年3月の脱稿まで、実に7年有余の
日時を費やしての完成であった。
----
[慶應義塾豆百科] No.80 『福澤諭吉傳』の復刊
URLリンク(www.keio.ac.jp)