12/03/12 23:12:31.44 92wrqoYB0
おいらも、今日本屋で中野剛志TPPと『現代語訳 福澤諭吉 幕末・維新論集』 (ちくま新書)を読んできた。
『現代語訳 福澤諭吉 幕末・維新論集』 (ちくま新書)はまあまあの出来。
同じちくまから出ていて、ふと横に中野剛志の『日本思想史新論』があったので読んだのだが、
中野さんは勉強不足だね。福沢の最大の保護貿易論である↓下の論説が入っていない。
> 明治7年12月の『明六雑誌』第26号で、「外国人の内地雑居許す可からざるの論」で、我が国民利益を守るために外国人の内地雑居を許してはならないと主張。
> 外国人の内地旅行を認めるべきであるという西周および津田真道に反論。
> 攘夷論(外国の力を取り入れ、日本が植民地になること防ぐという概念)を唱え、不平等条約の結果、我が国貿易がこうむる不利益を警戒していった。
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