【三十一谷人】福沢諭吉について(其の8)at HISTORY2
【三十一谷人】福沢諭吉について(其の8) - 暇つぶし2ch204:名無しさん@お腹いっぱい。
12/01/28 15:27:14.25 vmgLtR820
>>203
> これって本当?

「法螺を福沢( ほらをふくざわ)、虚を諭吉(うそをゆうきち)」
と当時の新聞『日の出新聞』で揶揄されたのは本当です。
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「法螺(ほら)を福沢、虚(うそ)を諭吉(ゆうきち)、馬鹿とも狂痴とも
言えばいえ、知る人ぞ知る、己の心群がる雀のチュウチュウいうも、何ぞ鶴の
心意気を知らんと、西洋学の悟道(さとり)を得て、鼻高々と鞍馬山増長坊と
開化の巨擘(おやだま)、三田の隊長福沢諭吉大先生」
『日の出新聞』(明治15年8月11日付)
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都倉武之「時事新報史」第4回:創刊当初の評判
URLリンク(www.keio-up.co.jp)

一方、福澤先生は還暦祝いの演説で、幕末維新から明治28年までの
ご自分の人生を振り返って、以下のように仰っています。
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四十年來時勢の變遷、文明の進歩は、正しく青年の時より今日に至る
までの活劇にして、此芝居を見物し又その樂屋の趣向に
も聊か關係して、全國民の大入を得たるは、古人の夢に
も知らざる所のみならず、今の壯年輩と雖も唯中幕以下
を見たるのみにして、大序初幕より四十餘年を打通しに
見物したるは、是れぞ還暦前後の老輩に限る特典として、
老生の少しく誇る所なり。扨この活劇に付き老生は如
何なる役を勤めたるやと云ふに、唯空論を論じ大言を吐
きたるのみ。俗に云へば法螺を吹きたるものなり。
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福沢諭吉「還暦壽?の演説」『時事新報』(明治28年12月14日)


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