箱根芦ノ湖は神奈川県だが水利権は静岡県にあるat HISTORY
箱根芦ノ湖は神奈川県だが水利権は静岡県にある - 暇つぶし2ch1:日本@名無史さん
13/01/18 00:00:52.70
樹林の三国山を過ぎここで初めて二人連れの女性に会う。
湖尻峠では金時山へ向かう標識が無く、深良水門へ下ってしまった。
寛文10年(1670年)芦ノ湖の水を灌漑用水として静岡県深良村(現裾野市)に流すため、
湖尻峠の下を長さ1342m、高低差は9.8メートルのトンネルを両側から掘って水路を造りました。
これが今から300年以上も前に作られた箱根用水です。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
URLリンク(ja.wikipedia.org)
URLリンク(blog.goo.ne.jp)
URLリンク(blog.goo.ne.jp)
URLリンク(www.hakone-ryokan.or.jp)
URLリンク(www.golfdigest.co.jp)
URLリンク(www.geocities.jp)
その取入口の水門が深良水門(ふからすいもん)なのです。
芦ノ湖は神奈川県にありますが水路が造られた歴史があるので水利権をもっているのは静岡県なのです。現在も神奈川県は芦ノ湖の水を使用していません。

芦ノ湖の水は静岡県、正確には静岡県芦ノ湖水利組合だけが独占的に使用しており、神奈川県側ではまったく利用できないという、
いわゆる芦ノ湖の水利権の問題だが、神奈川県民としては、釈然としない部分があるのは確かだ。
なぜなら、芦ノ湖の管理や下水道の建設を含めた水質保全は神奈川県民が税金で負担しているからである。
地元タカ派住民の意見は、下水道建設や井戸の掘削にまで静岡県側が難癖をつけるのが事実とすれば、困ったものである。
水利権とはあくまで利用する目的にあった必要量の範囲で認められるべきで、すべて自分達が独占できるという権利ではあるまい。
結局、明治時代の争議と裁判の結果が過剰な既得権となって現在まで続いているということだろう。

 その経緯はここに詳しく書いてあるが、当時の裁判では、国策である発電用水の確保が優先され、水利権が静岡県側に渡ってしまったらしい。

2:日本@名無史さん
13/01/18 00:01:59.59
碑文にあるように、昭和末期から平成にかけて、水門の修理が行われた。内情は知らないが、
結果的には、当時の神奈川県は水利権を取り戻そうとしなかった、あるいは出来なかったようだ。
 水利権とは既得権だから、それを変更しようとすれば、余程の大義名分がなければ困難だろう。
神奈川県が水利権を得ようとしても、その水をなんに使うのかが問題である。
現在のところ、県と箱根町は苦労して水道水源を確保しているようだが、断水したという話はきかないので、
水量はなんとか間に合っているのだろう。農業用水、工業用水の需要もない。単に環境や景観保護のために
早川の水量を増やすというのは、理由としてはちょっと弱い気がする。
 一方で裾野市側の事情はどうなのだろうか。農業が衰退する中で、現在の独占的な水量が必要なのだろうか。
明治時代の既得権だけにしがみついているのも時代錯誤である。

 私見だが、まず、静岡県側で発電や農業に利用している水量を客観的に算出し水利権として認め、
残りの水量を本来の流路である早川に流すというのが、説得力のある解決方法ではないだろうか。
静岡県側で必要な水量は季節によって変動するかもしれないが、それなら、深良用水に流す流量を季節により調整すればよいだろう。
 もちろん、静岡県側がすぐにこの案をのむとは思えない。チャンスは、発電所の廃止か次の水門の改修時である。
後者は神奈川県の協力がなければできないので、この時こそ、合理的な解決方法をしっかりと主張すべきだと思う。
芦ノ湖増水時の洪水対策としての水量の管理権限も主張すべきである。芦ノ湖の管理にかかる費用を相応に負担してもらうのも一案であろう。
いずれにしても、今後、数少ないチャンスが訪れた時には、神奈川県側は言うべきことはきちんと主張すべきではないだろうか。

3:日本@名無史さん
13/01/18 00:02:31.22
横浜市は山梨から水引いてきたりしてるよね

4:日本@名無史さん
13/01/18 00:03:09.70
広島県呉市と東広島市は広島市の太田川水系から水を引っ張り込んでいるよね

5:日本@名無史さん
13/01/18 00:13:58.45
芦ノ湖は昔、死んだ親父に連れっててもらったけな。
オンブしてもらって大きい岩の上まで運んでくれたな~、今度行ってみよ。


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch