12/01/25 00:52:19.50
>>837
荘園制度と関係がある。
荘官(在地領主)→領家→本家 と寄進が進む過程は、現代の株式持合いを似ている。
子会社の株を親会社が所有し、その傘下に入る、親会社の株は更に上位の持ち株会社によって所有される。
王家というか、上皇・法皇はさしずめ、持ち株会社のオーナーだよ。
重層的な寄進によって集約して行った先の、長講堂ホールディングズとか八条院ホールディングズのオーナーが後白河法皇。
この頃の天皇家は、単なる天子様として祭られているだけの存在じゃないという事、経済界のトップ。
天皇の身分では経済活動は出来ない、これは現代と一緒。
だから、院がやる。
そこに王家という、財閥一族が生まれた。