12/01/23 17:19:32.67
「『王家』の使用は当然」
考証を担当した東大の本郷和人・准教授が反論
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「清盛の時代は、白河法皇、鳥羽上皇など個人の力が絶大で、
天皇家全体を表わす明確な言葉はありませんでした。
一方で、この時代に天皇を『王』や『王者』と
書いている例は多数見つかります。
それ以外に使われるのは『主上』『帝』で、
『天皇』はほとんど使われません。
そのため『王家』という表現が最も当時の実情に近いと考えられるのです」
「『王家』という呼び方を批判する方々は、
天皇は中国の皇帝と同格だから、『王』では侮辱にあたると主張します。
しかし当時の人の感覚ではそうならない。
現代よりもはるかに位や身分の上下について敏感だった貴族たちが、
天皇を『王』と書いているのです。
決して皇室を貶める意図はありません」