12/07/29 14:40:51.22
家康にしろ長州藩閥にしろ、最終的な勝者っていうのはその後の時代の政治を実際に執り行って
地味で後ろ暗いことにも手をつけていかざるを得ないわけだから、
司馬小説みたいな中二病ラノベでは悪役に据えるにはうってつけなんだよ。
んで、最終的な勝者の前に敗れ去った対抗勢力を当て付け的に引き合いに出して、
こいつらが代わりに政権をとってれば日本はもっと良くなってた、と変な妄想に浸るわけ。
こういう安直な判官贔屓になびく人間は結構いるわけで、今でいうなら、
前回の衆院選で民主党に投票したくせ「民主党には失望した!」とか言って
今度は小沢新党だとか維新だとかに投票しようとしている連中がそれにあたる。