11/01/11 09:26:41
>>15
p.64
名字の継承を Galton-Watson 型分岐過程モデルを設定しているが、その妥当性が怪しい。
世代交代毎に名字を継承する次世代の世帯数がランダムに増減するという仮定をおこない、そのモデルをもとに
計算を行っているが、江戸時代は土地を持った農民は自分の次の世代にその土地を継承させなければならなかっ
たから、養子でもなんでもおこない無理矢理継承したわけだ。このモデルが妥当とは思えない。
小作が多世代繰り返されて、自分の本家が分からない場合には、>>16のように「藤原」だろうが何だろうが明治時代
に勝手に名字をつけたのだろう。