11/04/17 01:07:52.20
>>47
トルコ語の専門家にはあまりに初歩的な疑問過ぎて無視されちゃったようだから解説しよう。
İngilizce は「トルコ語で」、語末の musunuz は「あなたは…ですか?」の意味で
一箇所だけ misiniz となっているが、これはいわゆる母音調和現象によるもの。
misiniz のとこだけ直前の母音が -bilir と i になっているだろ。それの影響。
んで核となる問題点に入ると、「話す」は不定形で konuşmak という。
この形で辞書引けば、どれにでも載っているはず。-mak は不定形語尾。
動詞語幹 konuş- に -*r なる語尾を付けると時制に左右されない「普遍形」みたいな
意味が得られる。* のところには母音調和現象によっていくつかの母音が選ばれて挿入されるが、
ここでは直前に u があるので同じく u を挿入する。
konuşur はつまり「一般に・普通話す」という意味になる。従って最初の文は
「あなたは(普段)トルコ語を話しますか?」のような意。
ここで動詞語幹に -*yor という語尾をつけると、「今(実際に)…している」という、
英語の現在進行形のような意味を表すことになる。
ここでも * には母音調和によって幾つかの母音が挿入されうるが、上と同じ理由で
この場合は u。
従って、二番目の文は「あなたは(今)トルコ語で話しているのですか?」のような
ニュアンス。 (以下次レスへ)