12/09/12 08:24:15.54 wFPWKmyl
>>863と>>865
その阻止条項の主張は事実と明らかに反する。
1993年の選挙法の改正と2005年の選挙法の改正で阻止条項がどう変化したか調べればよく分かる。
もともとイタリアは比例代表が混合された制度で、比例代表制側の阻止条項は名簿の連結禁止の4%。
それが2005年の改正で連合政党名簿で10%を超えた名簿に連結された政党に2%(ただしこの名簿に連結した
2%未満で最も得票した政党にも議席が与えられる)、非連合政党名簿で4%とこちらは据え置かれて、
連合内阻止条項に関してそれまでより小党に有利なように半分よりも引き下げられている。
それに当時のイタリアで二大政党制思考が最も強い政党はオリーブの木の中核の民主党の方。
ルニオーネが小選挙区制の対策だとしたらおかしいよね。
小選挙区制では候補者調整に難航する自由の家よりもルニオーネは元々優位に立っていた。
一方で候補者名簿連合に小選挙区の候補者を結びつけて、比例代表制で議席を獲得する名簿は
分離して各政党が各々提出する戦術で自由の家が当時優位に立っていた。
どうして既に小選挙区で優位のオリーブの木からの調整が難しくなる小党を取り込む策が出てくるのだ?
オリーブの木の選挙区の調整は既に出来ているのに新た小党とルニオーネで提携するって変じゃないか?
4%に満たない小党は比例で議席を獲得できないからオリーブの木が有利な小選挙区で譲歩する必要があるよね。