12/07/11 23:59:05.48 NoZZhthA
新党「国民の生活が第一」:県内関係国会議員ら、冷めた視線が大半/神奈川
2012年7月11日
民主党を除名された小沢一郎元代表らが11日に結成した新党「国民の生活が第一」。消費増税反対と脱原発への連携で期待をする政党もあるが、かつての盟友や他党の大半
は「新党への期待は膨らまない」などと、冷めた視線を注いでいる。
小沢氏が新党を結成したのは、新生党(1993年)、新進党(94年)、自由党(98年)に次いで4回目。自民党離党以来、小沢氏と政治行動を共にし、今回初めて袂(た
もと)を分かった民主党の藤井裕久最高顧問(衆院比例南関東)は「新党の中核の人は、原発は経過措置として必要、消費増税は福祉社会完成のために必要との立場だった
と思う。それが急に変わったことに、世間の人は違和感があるのだと思う」と変節を指摘。
本村賢太郎氏(14区)も「小沢さんの言うことに理解できる部分もあるが、世論調査でも期待するとの数字は小さい。新党は幅広い支持を得られないと思う」。一方、消費
増税法案に反対したが、民主党にとどまった橘秀徳氏(13区)は「お世話になった先輩や仲間の船出であり、航海に幸あれと祈る」と語った。
野党にも、かつての盟友はいる。新進党に参加していた公明党の松あきら副代表(参院神奈川選挙区)は「(小沢氏は民主党幹事長時代に)マニフェスト(政権公約)に掲
げた暫定税率廃止はすぐに撤回したのに、それは知らん顔。そういううさんくささがあるので、支持率が上がらないと思う」と断じた。
自民党の菅義偉元総務相(衆院2区)は「政策を選挙に勝つための道具に使っている。だから期待感が膨らまない」とバッサリ。政策面で共通点もあるみんなの党の江田
憲司幹事長(8区)も「小沢新党のマニフェスト原理主義とは、バラマキと社会民主主義。民間主導の小さな政府など、わが党の考え方とは大きく違う」と突き放した。
一方、社民党の福島瑞穂党首(参院比例)は「少なくとも消費増税反対、脱原発では一致できる。民主党内で同様の主張をしている人たちとも連携していく」と強調した。
ただ、「外交政策などが明らかになっていない。そうしたことも考慮し、(新党との連携を)判断しなくてはならない」と、一定の距離感を持って臨む姿勢を示した。
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