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小沢新党発足:民主県連、「刺客」擁立難航か 離党の3議員参加 /千葉
毎日新聞 2012年07月12日 地方版
民主党を離党した小沢一郎元代表が設立した新党「国民の生活が第一」に、県関係では岡島一正衆院議員(千葉3区)ら離党に同調した3人が参加した。昨年暮れ、内山晃
衆院議員(同7区)ら新党きづなを結成した3人に続く離党者。民主党県連内では、次期衆院選で、離党者に対し「刺客」を擁立すべきだとの主戦論が一部にあるが、新党に
同調する意向を示す地方議員もおり、難航も予想される。
新党に参加した衆院議員は岡島議員のほか、黒田雄議員(千葉2区)と千葉11区を地盤とする金子健一議員(比例南関東ブロック)。党県連では岡島議員自身が選対委員
長の立場だったため、次期衆院選で対立候補を擁立するかなどの対応はまだ決まっていない。「元々の身内を相手に戦うのはしこりが残る。結果的に自民党を利することにも
なり、擁立は簡単ではない」(県連幹部)などの慎重な空気も漂っている。
新党に理解を示す地方議員の動きも出ている。黒田議員の地元千葉2区内では、いずれも千葉市花見川区を地盤とする元秘書の大川忠夫県議と山岡勲・千葉市議が離党し新
党に加わる意向だ。残された千葉2区内の民主党地方議員の1人は「対抗して候補を出さなければいけないが、組織が分裂し、勝つのは厳しい」と漏らす。金子議員が出馬す
る千葉11区内の同党地方議員も「自民党の有力現職もいる。勝てる見込みがない選挙に出馬したい人はいない」と擁立困難との見通しを示す。
同党は昨年暮れ、先行離党した新党きづなで代表を務める内山議員と、千葉12区から出馬予定の中後淳衆院議員(比例南関東ブロック)への対立候補すらいまだに擁立で
きていない。党県連は独自擁立を模索したものの断念。党本部に早期擁立を要請し、げたを預けた状態が続いている。
◇岡島氏地元では対抗擁立の動き??千葉3区
こうした中、現時点で最も強い主戦論が聞こえてくるのは岡島議員が出馬する千葉3区だ。3区内は市原市議の一部で離党の動きがあるが、民主党の杉田守康県議(市原
市)は「地元県議に何の相談もなく離党を強行した岡島議員に、候補を立てないわけにはいかない」と強調。竹内圭司県議(千葉市緑区)も「消費増税を示した政権与党とし
て、有権者に選択肢を示すべきだ」と主張し対抗候補擁立の検討が始まりそうだ。【田中裕之、斎川瞳】
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